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2010年 9月4日放送 |
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子どもたちの挑戦!“冒険サバイバルキャンプ”
冒険キャンプ実行委員・中西正博さん

兵庫県豊岡市にある植村直己冒険館では、11年前から子どもたちを対象にした「冒険サバイバルキャンプ」を実施している。立ち上げたのは実行委員の中西正博さん。普段は林業を営んでいるが、毎夏、仕事を休み、ボランティアとしてキャンプに参加。7泊8日の子どもたちのサバイバルキャンプを見守っている。
今年も、小学4年生から6年生まで27人の子どもたちが集まった。行程は7泊8日で延べ170キロを徒歩と自転車で走破するハードなキャンプ。どんなことが起きようと「自分のことは自分でする」。それが子どもたちを強く、大きく成長させるという。
いよいよ冒険キャンプがスタート。山間を抜け、川を越え、慣れない田舎道を走り、ヘトヘトになりながら今日のキャンプ地へ到着した子どもたちは、疲れもそのままに、寝床の一人用テントをたて始める。だが、木陰で泣いている女の子がひとり。初参加で小学4年生のすみれちゃんは不安で胸がいっぱい。そんな彼女に中西さんが歩み寄る。だが、ここではすべて自分でやるのがルール。中西さんはすみれちゃんに・・・。
テントの設営が終わると、子どもたちはライフジャケットを着て川で水浴び。これが入浴代わりになる。もちろん、食事も自分たちで手作り。お米が用意されているものの、子どもたちはご飯を炊こうとはせず、ほとんどがインスタントラーメンを作っている。それが気になる中西さん・・・。
2日目の朝、再び泣くすみれちゃんの姿が・・・。シャイで人見知りな彼女は仲間に馴染むこともなかなかできない。そんな、くじけそうな子どもを前にどうすればいいのか。考えた中西さんは・・・。この日は、長く急な坂道が続く最大の難所コース。疲れていても、目的地に到着した子どもたちは食事作りを始める。ピーマンの種を取らずに豪快な調理をする男の子も。わからなくても、自分で調理するのがルールなのだ。だが、この日もご飯を炊いたのはごくわずかで、ほとんどが簡単な野菜炒めだけで食事を済ませていた。そこで、中西さんは子どもたちを集める・・・。
3日目は朝から徒歩で標高1221メートルのハチ北高原スキー場を目指す。夏山登山の後は再び自転車にまたがり、次の目的地へ。そして、この日の夕方、キャンプでハプニングが発生!
わずか1週間でたくましく成長する子どもたちのひと夏の冒険。感動のゴールまでを追った!
冒険サバイバルキャンプ 事務局 |
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紹介 | キャンプを通じて子どもたちに達成感を味わう機会を提供する体験教室 |
住所 | 植村直己冒険館内 〒669-5391 豊岡市日高町伊府785 |
電話番号 | 0796-44-1515 |
参考料金 | キャンプ参加費:14,000円(今年度) 来年度の募集案内は2011年5月~6月頃になる予定です。 詳細は「植村直己に学ぶ」サバイバル体験教室HPをご覧ください。 |