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LIFE~夢のカタチ~

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2011年5月21日放送 | 矢印リストに戻る

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京の老舗“一澤帆布”復活

一澤帆布 4代目 一澤信三郎さん

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職人たちの丁寧な手仕事で帆布鞄を作り続けてきた老舗「一澤帆布」。一度は途絶えた歴史が、この春に復活し、「一澤信三郎帆布」として新たなスタートをきった。今回は、四代目の一澤信三郎さんと、彼の再出発を支えた職人たちの絆を紹介しながら、「一澤帆布製」のバッグの魅力に迫った。さらに、再スタート後、初となる新作バッグ作りに密着した!
多くのファンをもつ京都の人気バッグブランド「一澤帆布」。知恩院前にある店「一澤信三郎帆布」には開店前から行列ができるほど。というのも、この店でしか「一澤帆布製」のカバンを買うことはできず、製造直売を基本にしているのだ。職人たちの丁寧な手仕事によって作られるハンドメイドの商品の魅力とは?シンプルながらも古くから愛される帆布鞄の定番、トートバッグの手間を惜しまない製造工程を紹介しながら、その魅力を探った。
明治38年創業の老舗「一澤帆布」の家に三男として生まれた一澤信三郎さん。新聞社に勤めた後、父の信夫さんのもとで職人として家業を手伝い、やがて、社長になり、店を率いる身になった。だが、父の死後、大きなトラブルに襲われ、信三郎さんは店を追われることに・・・!「一澤帆布」の名前も使えなくなった信三郎さんを支えたのは、古くから鞄作りをともにしてきた65人の職人たちだった。店を出るとき、必ず帰ってくると誓った信三郎さん。新ブランド「信三郎帆布」を立ち上げ、もとの店のすぐ近くに店をオープン。というのも、職人たちの手仕事を愛してくれた長年のお客さんが、すぐにわかるようにとの思いからだった。そして、5年にわたる裁判の結果、ついに経営権が信三郎さんのもとに戻る!
今年の4月6日、もとの場所に戻り、自身が立ち上げた新たなブランドとともに「一澤帆布製」のブランドを再び受け継いだ信三郎さん。そんな彼のもとには、一澤帆布を愛するお客さんから修理の依頼が入ることもしばしば。実は、鞄の修理は新しく作るよりも大変だそう。しかし、修理をして使い続けてもらうことこそ、職人たちの喜びでもあるのだ。
これまで、次々と新たなデザインの鞄を京都の職人たちとともに生み出してきた信三郎さん。店もリニューアルし、新たな歴史を刻み始めた。そこで、再スタートしてから初めての新作に取り組むことに!その記念すべき新作バッグ作りに密着した!
一澤信三郎帆布 店主 一澤信三郎さん
紹介 100年以上続く帆布カバンの製造販売を手がけている
住所 京都市東山区東大路通古門前北(知恩院交差点近く)
電話番号 075−541−0436(代表)
営業時間 午前9:00~18:00 
定休日 火曜日(夏期、冬期、臨時休業あり)
参考 詳細はオフィシャルHPをご覧下さい
http://www.ichizawashinzaburohanpu.co.jp/cgi-bin/index.cgi
西田染工
紹介 一澤信三郎帆布のカバンを染めている工場
住所 京都市南区東九条北松ノ木町33
備考 一般客は入れません。見学も不可です。

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