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2011年6月18日放送 |
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老舗そば処を引き継ぐ女性写真家
写真家・本家尾張屋16代目 稲岡亜里子さん

高校時代にアメリカに留学し、世界有数の芸術大学である「パーソンズ・スクール・オブ・デザイン」で写真を学んだ亜里子さん。卒業後はニューヨークを拠点に活躍するプロの写真家となり、その写真は雑誌の表紙や人気ミュージシャンのCDジャケットにも採用されている。
世界をまたにかけて活躍する亜里子さんは、現在、京都で創作活動を行い、写真展も開催。そんな彼女のもう一つの顔は、創業1465年、京の老舗そば処「本家尾張屋」の16代目。こだわりの京風そばで愛されてきた店は、長い歴史の中で初めて女性当主を迎えた。写真家として活躍していた亜里子さんが尾張屋の歴史を担う決心をしたきっかけに迫った。
老舗を継ぐ修行のほか、16代目当主としてのあいさつ回りも大切な仕事。京都三大祭のひとつ、葵祭でも方々にごあいさつ。そんななかでも、カメラを手に、写真を撮ることは忘れない。
尾張屋では、代々の当主が時代に合った名物を生みだし、新しい歴史を積み重ねてきた。先代15代目考案の「利休そば」は、炊いた生麩をごま油で揚げた“利休麩”を乗せた一品。一方、14代目考案の「宝来そば」は、様々な趣向を凝らした薬味がつき、一口ごとに違った味が楽しめると評判だ。そこで亜里子さんは、元々、和菓子から始まった尾張屋で新しい和菓子作りに挑戦。そのひとつが蕎麦板の新作。蕎麦板は蕎麦粉と小麦粉に少量の塩を加え、それを熱した砂糖水と卵でこね、薄く板状に伸ばしたものにごまをまぶして焼いた尾張屋の名物だ。彼女が新たに提案したのは、今までにない洋風のピーナツ味。はたして、そのお味は!?
さらに、尾張屋ならではのパフェも考案。職人さんたちと試行錯誤を繰り返し、そばの香りと風味を大切にした亜里子さんの新メニュー作りに密着。斬新な和菓子スイーツのパフェが誕生した!
本家 尾張屋 本店 | |
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紹介 | 540年続く老舗そば処。こだわりのおそばと、そば菓子などを販売。 |
住所 | 京都府京都市中京区車屋町通二条下ル |
電話番号 | 075-231-3446 |
営業時間 | 9:00~19:00 ※そば処は11:00~19:00 |
定休日 | 1月1日・2日のみ |
参考 | 詳細はホームページをご覧下さい http://www.honke-owariya.co.jp/ |
備考 | 蕎麦板のピーナッツ味は、秋頃から販売の予定 |
本家 尾張屋 錦富小路店 | |
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紹介 | 本家尾張屋の支店。パフェはこのお店でのみ販売。 |
住所 | 京都府京都市中京区富小路通錦下ル |
電話番号 | 075−255−0805 |
営業時間 | 9:30~19:00 |
定休日 | 1月1日のみ |
参考 | 詳細はホームページをご覧下さい http://www.honke-owariya.co.jp/ |
備考 | パフェは6月18日(土)から販売 パフェの商品名は「華宝来」。値段は945円(税込)。販売時間は14:00~17:00。 ※放送した物は試作品で、実際とは多少異なり、実際の商品には好みで甘みを付け加えられるように抹茶のシロップが付き、サイドに付くお茶が、試作品では抹茶でしたが、蕎麦茶に変更になっています。 |
SLANT. | |
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紹介 | 亜里子さんが展覧会を開いた金沢市のギャラリー |
住所 | 石川県金沢市広坂1−2−32 北山堂ビル2F |
電話番号 | 076−225−7746 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
定休日 | 月曜 |
参考 | 詳細はホームページをご覧下さい http://www.slant.jp/ |
いづう | |
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紹介 | 1781年創業の鯖姿寿司が有名な老舗 |
住所 | 京都府京都市東山区八坂新地清本町367 |
電話番号 | 075-561-0751 |
営業時間 | 月~土11:00~23:00 日・祝11:00~22:00 |
定休日 | 火曜日(祝日を除く) |
参考料金 (税込) |
鯖姿寿司 1人前2,205円/一本4,410円 |
備考 | 定休日の15:00まで、鯖姿寿司のみ販売可(※販売時間の変動あり) ※連休の場合、最終日のみ22:00までの営業。 最終日以外は、23:00まで営業 |