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LIFE~夢のカタチ~

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2012年2月25日放送 | 矢印リストに戻る

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愛する街に再び活気を!
「Banshuカフェ」オープンに挑む若き熱血デザイナー

「合同会社シーラカンス食堂」
デザイナー 小林 新也さん

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かつてはそろばんの生産で栄えた兵庫県小野市に事務所を構える小林新也さんは、いま関西で最も注目を集めるデザイナーの一人。そろばんなどの伝統工芸を新たなデザインで蘇らせるなど、日本に古くから伝わるものに新たな息吹を吹き込む作品を得意とする。そんな彼が故郷の小野市で新たにカフェのオープンを手がけることに!今回は、老いも若きも世代を超えて集うカフェづくりを目指す小林さんの奮闘に密着した。
小林さんがデザインの世界で頭角を現したのは大学生の時。大阪芸大デザイン学科に在学中、インテリア作りに没頭。医療用コルセットの素材を使った世界初のリラクゼーションソファを製作した小林さんは、憧れの喜多先生の推薦で、イタリア・ミラノで開催される世界一の家具とインテリアの見本市「ミラノ・サローネ・サテリア」に出品し、高評価を受ける。
もうひとつ、大学在学中に小林さんはカフェのデザインにより、町おこしに関わった。島根県江津市の甍街道のイベントの一環としてオープンしたカフェのデザインと工事に携わった小林さん。それは、長屋の廃屋を改装したユニークなカフェで、話題を呼び、年間1万人もの客が訪れたとか。この経験により、小林さんは、カフェで町おこしができること、デザインは人と人とをつなぐ力がある事を知る。
大学卒業後は地元の小野市に戻り、実家の表具店の倉庫を自身の手で改装し、昨年3月には中学時代からの仲間たちとともにデザイン事務所「シーラカンス食堂」を設立。現在、小林さんは小野市の伝統工芸である播州そろばんを、再び世に送り出したいと新たなデザインを考案している。さらに、いまは寂れてしまった小野市の商店街に、かつての活気を取り戻したいと、島根県で成功を収めた経験をふまえ、カフェを企画する。
大正時代の蔵を改築し、老いも若きもみんなが集える「播州カフェ」のオープンを目指す小林さん。ほとんどの工事を自分たちの手で行い、できるだけ廃材を利用することを決め、プロジェクトは動き出す。番組では、「播州カフェ」のオープンへ向けて奮闘する小林さんの姿を追った。
播州カフェ
紹介 デザイナー小林新也が小野市を活性化させようと蔵を改装して造ったカフェ
住所 兵庫県小野市上本町94 (小野商店街内)
電話番号 0794-63-2126
営業時間 昼 13:00~17:00
定休日 水曜日
備考 山陽自動車道 三木小野インターより車で約10分
豆茶香(まめちゃか)
紹介 デザイナー小林さんや若いメンバーで古くなった民家をカフェに改装。年間1万人以上の集客を誇る
住所 島根県江津市江津町46
電話番号 0855-52-6883
営業時間 11:00~18:00
定休日 月曜日、火曜日不定休
備考 JR三江線 江津本町駅から329m
合同会社シーラカンス食堂
紹介 デザイナー・小林新也さんが代表を務めるデザイン会社
住所 兵庫県小野市西本町527
備考 www.c-syoku.com

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