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LIFE~夢のカタチ~

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2012年4月21日放送 | 矢印リストに戻る

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デニム職人のオリジナル技術「マジックウォッシュ」

デニム職人 大園 英樹さん

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世界的デザイナー「ヨウジ・ヤマモト」のパリコレ作品を手がけ、一躍注目を集めたデニム職人の大園英樹さん。それは、彼が考案した“マジックウォッシュ”と呼ばれる独自のユーズド加工の技術が認められたからだった。大園さんの手による、まるで何年もはきこんだビンテージパンツのような風合いを生み出す技術を紹介しながら、新作作りに挑む姿を追った!
大阪府堺市にショップ兼工房をもつ大園さん。彼の“マジックウォッシュ”技術は、やすりやカンナなどで削る通常の加工法とは異なり、描くように施されるため、生地を傷めることなく、色落ちや立体的なシワが完成する。その技術が世界的デザイナーの山本耀司さんに認められ、彼の全ブランドのデニム加工を手がけている。
1996年にデニム加工からスタートした大園さんは、現在、2つのオリジナルブランドを展開。そのひとつ、スポテッドホースブランドはジーンズ作りで有名な岡山県児島の工場に製造を委託。一方、昨年立ち上げたOZONOブランドは、デニム職人の集大成として理想のデニムを追求するため、全行程を一人で縫い上げた。日本人の体型に合うように幾度もパターンを修正して定番のストレートジーンズを完成させた。OZONOブランドは、お客さんに試着用のジーンズをはいてもらってサイズを測り、マジックウォッシュのデザインを相談してから仕上げていくスタイル。縫製にもさまざまなこだわりをもった。最新モデルは、この春にリリースしたレディスで、オーガニックコットンを使ったタイトストレート。奥さんの意見を取り入れながら、完成させたという。そんなOZONOブランドを最初に扱ってくれたのは、ミナミのアメリカ村で20年続くセレクトショップ「アンクルサム」。何度も試作品を持ち込み、置いてもらうまでには半年かかったと、苦労話を明かした。
そんなこだわりのジーンズを作り始めた大園さんが、新作にチャレンジした。それは、デニムパンツに合う上着作り。まずはパンツの定番を完成させようと手を出さずにいた上着作りだが、実は、密かに温めてきたデザインがあった。パンツとは勝手が違い、戸惑いながらの作業を続ける大園さんの新作作りに密着。完成した上着を、早速、「アンクルサム」へ持っていた!
スポテッドホース クラフト
紹介 世界的デザイナーのジーンズ加工も行うデニム職人・大園英樹さんのショップ兼工房。
1本のジーンズ作りの全行程を一人で行い、ユーズド加工「マジックウオッシュ」でビンテージ風に仕上げることも可能。
住所 〒590-0047 大阪府堺市堺区二条通2ー17
電話番号 072-282-0299
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜 ※祝日を除く
参考料金 ホームページ http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
備考 南海高野線「堺東」西口から30号線を南へ徒歩15分
アンクルサム
紹介 ブランド「OZONO」を取り扱うアメリカ村にあるセレクトショップ。
住所 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-11-14 2F
電話番号 TEL 06-6213-5400  FAX 06-6212-7151
営業時間 11:00~20:00
定休日 なし

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