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2012年6月23日放送 |
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ドイツパンの魅力を日本に伝えようと奮闘する女性職人
「キルシュブリューテ」パン職人 池田 貴美子さん

「キルシュブリューテ」には常時15種類ほどのドイツパンが並び、その種類は関西随一と言っても過言ではないほど。パンの種類だけでなく、その並べ方もユニークで、すべてはショーケースの中に陳列されている。お客さんは好きなパンを既定のサイズにカットしてもらうという仕組みだ。これはドイツで一般的な販売方法であり、お客さんと話をしながらパンを販売。パン作りをはじめ、対面販売にもこだわる池田さんだが、サンドイッチに至っては、お客さんに好きなパンと具を選んでもらい、その場でパンをカットし、具をサンドして提供する。本場さながらの対面販売は出来たての味が楽しめると好評だ。
池田さんとドイツパンの出会いは、ドイツへの留学時代にさかのぼる。それまでは「酸っぱい」「硬い」というイメージだったドイツパン。だが、本場の味は噛めば噛むほど美味しく、小麦の味わいが口の中に広がった。それ以降はドイツパンのお店をもちたいと思うようになり、ドイツのパン屋で修業。日本に戻り、南堀江にパン工房をオープンした。マイスターから教わった本場仕込みの味はパン好きの間で人気となり、大阪・阿波座にある本格ドイツ料理の店「GASTHAUS44」のオーナーシェフ、島田さんの舌をも唸らせた。自家製のライ麦酵母を使用するパン作りを紹介した。
ドイツパンの美味しさを多くの人に知ってもらいたいという池田さん。そんな彼女に「GASTHAUS44」の島田シェフから、店でドイツ料理とドイツパンのコラボイベントをしないかと持ちかけられる。日本ではまだ馴染みの薄いドイツパン。美味しい食べ方をもっと提案したいという池田さんには、さらに挑戦したいことがあった。それは、精製していない自然のままの麦でドイツパンを作ること。石川県金沢市に小麦を生産する農園があることを知り、早速、金沢市へ。貴重な小麦を分けてもらい、大阪でパン作りを開始する。はたして、美味しいパンは完成したのか!?
番組では、試行錯誤しながら自然のままの麦でドイツパン作りに挑む池田さんの姿を紹介し、レストランでのイベントまでを追った。
ドイツパン工房 キルシュブリューテ | |
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紹介 | 女性パン職人が作る、本場の味にこだわったドイツパン |
住所 | 大阪市西区南堀江3-11-6-101 |
電話番号 | 06-6541-8585 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日 |
参考料金 (税込) |
シュバルツブロート 900円、ミッシュブロート630円、プレッツェル 180円、 ドイツパンを使ったサンドイッチ 各350円、キルシュブロート 1,300円 |
備考 | 西長堀駅6番出口より徒歩5分 |
ガストハウス44 | |
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紹介 | ドイツで修行を積んだオーナーシェフが提供するドイツ料理専門店 |
住所 | 大阪市西区阿波座1-12-8 |
電話番号 | 06-6533-3443 |
営業時間 | 11:30~15:00(月曜日~土曜日)、15:00~23:30(月曜日~土曜日) |
定休日 | 不定休 |
参考料金 (税込) |
前菜4種/サラダ/ドイツパン/自家製ソーセージ盛/お魚料理/お肉料理 コース¥3,200 |
備考 | 地下鉄本町駅23番出口から徒歩3分 |