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2013年3月30日放送 |
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伝統と現代 創作和菓子ユニット
「日菓」 内田美奈子さん・杉山早陽子さん

内田さんと杉山さんを結びつけたのは、一冊の本だった。それは「和の菓子」というタイトルの本で、各季各月の和菓子を美しい写真とともに解説した著書。2人とも、この本をきっかけに和菓子の世界に魅了されたという。まったく違う人生を歩いていた2人が和菓子という世界で出会い、自然と仲良くなった。
いまでは人気の創作和菓子ユニット「日菓」として活動する2人。互いにアイデアを出し合い、よりよい物を創り上げている。茶人のお茶会や花器の展示会など、依頼を受けてから和菓子が完成するまでを紹介。また、過去に作った「3時(ようかん)」や「おしくらまんじゅう」「瓜二つ」など、ユニークな作品も取り上げながら、「日菓」の和菓子の魅力を紹介した。
様々な作品を生み出し、一歩一歩、進んできた2人は、昨年、念願だった工房を構えた。だが、お店はまだない。月に一度だけ、工房がお店に変身する。というのも、ユニットの活動の傍ら、2人はそれぞれ仕事をもっており、杉山さんは老舗和菓子店「老松」で職人として働いているからだ。とはいえ、2人の活動は順調で、「日菓」の作品が一冊の本にまとまり発売された。そのほかにも、和菓子の作り方のワークショップを東京で開催するなど、活動は広がりを見せる。そんな2人には様々な依頼も舞い込み、なかには、錆を見るイベントのための和菓子など、かなりユニークなものも!
そして、今回、2人が新たに挑戦したのは、伝統の世界!奈良東大寺二月堂の「お水取り」をテーマにした「日菓」の新作作りを追った!
日菓 | |
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紹介 | 京都で活躍する女性創作和菓子ユニット。 オーダーメイドを中心としながら、月に一度、工房をお店としてオープン。 |
住所 | 〒603-8223 京都市北区紫野東藤ノ森11-1 |
問い合わせ | nikkakyoto@gmail.com |
営業時間 | 月一日菓店(つきいちにっかみせ) 次回は、4月17日(水) 12:00~17:00 |
参考料金 (税込) |
月一日菓店 「雲の穴」「ももきのこ」「増笑顔」 各300円 |
備考 | 地下鉄「鞍馬口」駅から鞍馬口通りを西へ徒歩20分 |
京東都(きょうとうと)本店 | |
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紹介 | 京都の伝統的文化を現代にアレンジした刺繍ブランド |
住所 | 京都府京都市東山区星野町93-28(東大路八坂通り東入ル) |
電話番号 | 075-531-3155 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |