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LIFE~夢のカタチ~

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2013年5月11日放送 | 矢印リストに戻る

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京都の伝統技術で新たな美の世界を生む若き箔画作家!!

箔画作家 野口琢郎さん

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織物の伝統技術を育んできた京都・西陣に、着物の帯などに使われる金箔や銀箔を扱う店「箔屋 野口」がある。その2階にアトリエを構えるのが、いま注目の“箔画作家”野口琢郎さんだ。5代目に当たる琢郎さんは店の伝統技術を生かし、「箔画」という新しい芸術表現に挑んでいる。今回は、琢郎さんの作品の魅力を紹介しながら、父と行う親子展のための作品作りに密着した。
西陣の帯に用いられてきた伝統技術の「引箔」という技法を応用し、作品を制作する琢郎さん。職人として技を学ぶうちに、箔ならではの美しさに魅せられ、絵画に生かすことを思いついたという。光の当たり具合によっても印象が変わる独特な世界をもつ箔画。その制作工程や魅力を紹介した。
現在は箔画作家として独自の道を行く琢郎さんだが、もともとは画家になる気はなく、漠然と家を継ごうと考えていたという。そんな琢郎さんが、日本を代表する写真家の一人、東松照明さんの最初で最後の助手となる機会を得た。助手を取らないことでも知られていた東松さんのもとで、1年間、助手を務めた琢郎さん。
東松さんの作家魂にふれ、新たな創作への思いを強め、箔画の道へ進んだ琢郎さん。さらに、「箔屋 野口」の4代目である父親の康さんも琢郎さんの影響を受け、箔画の作品作りを始めた。親子とはいえ、まったく作風の異なる琢郎さんと康さんの作品。そんな2人の2度目となる親子展が行われることになった。
親子展に向けた準備をスタートさせた琢郎さんは、今は亡き恩師、東松さんへの想いを込めた作品作りに奮闘する。親子展の様子も合わせて、作品作りにのぞむ琢郎さんの姿を映し出した。
箔屋野口
紹介 箔画や引箔の作品が展示されたギャラリー兼工房。
住所 京都市上京区元誓願寺通大宮西入元妙蓮寺町546
電話番号 075-415-1150
営業時間 10:00~16:30
定休日 不定休
参考料金 見学には事前予約が必要です
備考 ギャラリーに展示された作品は購入も可能です
ポルタギャラリー華
紹介 5月14日(火)~26日(日)「箔画 野口康・琢郎展」が行われるギャラリー
住所 京都駅地下街「ポルタ」内
電話番号 075-365-7533(ポルタギャラリー華 事務局)
営業時間 11:00~19:00
定休日 期間内無休(最終日は17:00まで)
参考 入場は無料です

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