今、注目を集める新しいハンドメイドの“モールアート”。手芸や工作用のモールを使い、可愛い動物を作るが、誰にでも簡単に作ることができるとあって、子どもから大人まで幅広く人気を集めている。この新しいハンドメイドを生み出したのが、モールアーティストのキタナカアツシさん。今回は、全国各地でワークショップを開催し、モールアートの魅力を広めているキタナカさんのアーティスト活動を紹介。さらに、日本を飛び出し、アメリカで開催するワークショップの様子に密着した。
手芸や工作に使われるモールを、曲げて、ねじって、巻きつけると、みるみるうちにモールが可愛い動物に姿を変える。初めての人でも簡単に可愛いマスコットが出来上がることから、幅広い層に人気が広まっているモールアート。このハンドメイドを考案したキタナカさんは、２００９年からアーティストとして活動を開始し、全国各地でワークショップを開催、モールアートの普及に努めている。昨年には著書も出版し、オリジナル作品の作り方とモールをセットにしたキットも販売中だ。
子どもの頃からモノ作りが大好きだったキタナカさん。現在は商業デザインの仕事をしており、様々なクライアントからの依頼を受け、デザインとアイデアで顧客の課題を解決しているという。実は、モールアートを始めたのも、ある依頼がきっかけだった。その依頼はモール業界を盛り上げること・・・。
キタナカさんがモールアート誕生のエピソードを明かす。
全国各地で様々なワークショップを展開するキタナカさん。絵本とモールアートを融合させた幼稚園児への“読み聞かせ”イベントを通して、キタナカさんの作品作りやモールアートの魅力を紹介。初めてモールアートを体験する子どもたち。また、モール造形作家やフラワーデザイナーなど、モールアートを広めるためにキタナカさんが活動を共にする仲間たちも紹介した。
そんなキタナカさんがアメリカのサンフランシスコでモールアートのワークショップを行うことに！日本での感想では、親子での体験が好評だったことから、「アメリカでも親子で体験できるワークショップにしたい」と意気込むキタナカさん。番組では準備段階からアメリカでのイベント当日の様子までを密着取材した。