LIFE〜夢のカタチ〜

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2013年12月7日放送 | 矢印リストに戻る

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「自家栽培100%のぶどうでワインを造るがんこなおやじの挑戦!!

「仲村わいん工房」 仲村現二さん

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丘陵地帯にぶどう畑が広がる大阪府羽曳野市は全国有数のぶどうの産地。その一画に、羽曳野のワイナリー「仲村わいん工房」のぶどう園がある。化学肥料や除草剤は一切使わずにぶどうを栽培し、ワイン醸造までのすべてを手がけるのが、ワイナリーのオーナー、仲村現二さん。大阪市内にある実家は立ち呑み処を併設する酒屋で、そのご主人でもある。今回は、仲村さんのユニークかつ繊細なワイン造りに密着し、ぶどうの収穫から新酒の誕生までを追った!
ほぼ手作業で造るため、年間の生産数はわずか一万本の「仲村わいん工房」。代表格のワインは「がんこおやじの手造りわいん」で、デラウェアを使った白ワインは、すっきりとした辛口ながら、まろやかな口当たり。赤ワインは、しっかりとしたボディに果実の凝縮感ときめ細やかなタンニンが溶け合い、ヨーロッパ産のワインにも引けをとらない深い味わいが魅力だ。
8月中旬を迎えると、1年で最も忙しい季節が始まる。まずは、白ワインのメインとなるデラウェアを収穫し、ぶどうを選別、仕込みを開始する。一般的には20℃前後で数週間発酵させるが、ここでは10℃以下の低温で半年以上かけてじっくり発酵させるのが特徴だ。さらに、長年の研究の結果、熟成には木樽でなく、ビール用の小さなステンレスタンクを使う。
羽曳野の地で育ったぶどうの個性を大切にしたワインを造りたいという仲村さん。そのワインへの強い愛情の裏には、今は亡き父親の存在がある。25年前に突然、ワインを造ると言い出し、65歳から6年の歳月を費やしてワイナリーを開いた父親が、命がけで切り拓いたぶどう畑。だからこそ、仲村さんも上質なぶどうで美味しいワインを造りたいと語る。そんな仲村さんの情熱には同じ大阪を拠点とするワイナリーも注目。昨年は、大阪にあるワイナリー6社が手を組み、「大阪ワイナリー協会」を発足、大阪ワインを全国に広める取り組みをはじめている。
実は、今年は赤ワインの新酒を出そうと決めていた仲村さん。だが、収穫を前に雨が続き、赤ワイン用のぶどうは糖度がやや落ちていた。ぶどうの味が弱ければ、醸造技術でそれを補う。番組では仲村さんの新酒造りに密着し、2013年の新酒完成披露までを追った!
仲村わいん工房
紹介 大阪・羽曳野で自家栽培100%のぶどうを使ってワイン造りをしているワイナリー。
住所 〒583−0842 大阪府羽曳野市飛鳥1184番地
電話番号 072−956−2915
営業時間 ※工房のみで販売は行っていません
備考 今回ご紹介したワインは全て在庫に限りがあります。お問い合わせしていただいても購入できない場合があります。
仲村酒店
紹介 仲村わいん工房のオーナー、仲村現二さんが店主をつとめる酒店。
住所 〒546−0002 大阪府大阪市東住吉区杭全2丁目3−10
電話番号 06−6719−3756
営業時間 酒類販売 12:00〜17:00
立飲み処 17:00〜21:30
定休日 日曜・祝日
参考料金
(税込み)
がんこおやじの手造りワイン デラウェア 1,980円 ※2014年6月頃販売開始
がんこおやじの手造りワイン 1,980円
備考 今回ご紹介したワインは全て在庫に限りがあります。お問い合わせしていただいても購入できない場合があります。
angklung
紹介 仲村わいん工房の樽生ワインを扱うお店。世界各国150種類以上のワインを扱う。
住所 〒530−0022 大阪府大阪市北区浪花町9−10
電話番号 06−6359−8266
営業時間 平日 17:00〜24:00
土曜・日曜 16:00〜23:00
定休日 火曜

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