今までの放送内容 詳細
2014年4月19日放送 |
リストに戻る

熱血教師と高校ダンス部 世界一に挑戦!!(前篇)
京都明徳高校 ダンス部顧問 岩倉真紀子さん

京都明徳高校ダンス部は全国トップレベルの強豪校。部員数は87人で、全校生徒のおよそ7分の1が所属する。ダンス部を目指して他府県から入学する生徒までいるほどの人気ぶりだ。ダンス部をトップへと導いた岩倉先生の指導はとても厳しく、叱咤激励や怒号が飛びまくる。
全国大会3連覇を成し遂げたダンス部は、毎年春にアメリカで開催されるダンスの世界大会「ミスダンスドリルインターナショナル2014」へ向けて猛練習。これは、アメリカの高校で生まれたダンスプログラムで、ジャズやヒップホップなど、14種類のカテゴリーでパフォーマンスを競い合う。京都明徳高校は今回の大会でヒップホップのミディアムサイズ部門(1チーム16人)にエントリー。だが、メンバーのひとりで部長の加藤さんは、鎖骨の手術でしばらく練習を休んでいたため、思うように体が動かせない。一方、3月に卒業する大賀君は3年生で唯一の参加となる。というのも、昨年の世界大会前日に怪我をして出場を断念しなければならなかったため、今回はリベンジを期す。
熱血指導の岩倉先生は、京都明徳高校ソフトボール部のOGであり、高校時代は日本代表として活躍した。26歳のときに母校の非常勤講師になり、ソフトボール部の顧問を務めることに。だが、突然、ダンス部の顧問を任される。ダンスはまったく未経験だった岩倉先生は努力を重ね、就任3年目にして全国大会初出場。そして、10年目の2010年には念願の全国優勝を果たし、さらに世界大会初優勝を成し遂げる。部員にはダンスはもちろんのこと、礼儀作法や勉強との両立なども徹底的に指導。
世界大会に向け、猛特訓するダンス部は学校で合宿する。「全員で1つに」がモットーであり、合宿中には生徒たちの親をはじめ、OB、OGも手伝いにやって来る。
渡米を目前に、ダンス部は吹奏楽部コンサートでパフォーマンスを初披露。そして、いよいよアメリカのダラスへ!はたして、彼らは優勝することができるのか!?