LIFE〜夢のカタチ〜

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2014年6月14日放送 | 矢印リストに戻る

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造られた美しさを造る技!

造花アーティスト 山田夏子さん

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奈良県宇陀市にある自然に囲まれたアトリエで様々な花の作品を作る造花アーティストの山田夏子さん。結婚式であれば、新婦のブーケや髪飾りをはじめ、新郎の胸元を飾るブートニア、さらには会場のアレンジメントまでを手掛けることも。今回は、従来の造花のイメージを覆すような夏子さんの作品の数々を紹介しながら、その魅力に迫った。
1500坪もの広大な敷地を誇る日本家屋の一角にある夏子さんのアトリエ「虫花風(むかぷ)」。祖父が建てたという趣のある日本家屋は夏子さんの作品であふれている。作品はオーダーメイドが基本。お客さんにはアトリエの作品を見てもらい、そこからイメージどおりのものになるよう、お客さんと作り上げる。そして、夏子さんの手から造花に命が吹き込まれる。
夏子さんの現在の仕事に影響を与えたのは、宇陀市の豊かな自然。そして、布を染めて色とりどりの造花を作るアートフラワー作家をしていた母の陽子さんだ。子どもの頃から手先が器用だった夏子さんが造花のアーティストになる大きなきっかけになったのは、24歳の時に始めたインテリアショップのアルバイト。造花コーナーで何気なくアレンジしたものが評判になり、思わぬ人気商品を生み出したという。さらに、イベント会場を彩る大きな仕事の依頼まで来るほどに。しかし、無理がたたって体を壊し、実家に戻った夏子さん。その後、生まれ育った自然豊かな土地で2年前にアトリエ「虫花風(むかぷ)」を構え、造花アーティストとしての再出発を果たす。
現在は、結婚式のブーケをはじめ、部屋を飾るアレンジメント、ヘアアクセサリー、耳にかけるイヤーフックなど、様々な造花作品を手掛ける夏子さん。さらに、百貨店からのイベント出店の依頼が舞い込むなど、忙しい日々を送っている。
そんな夏子さんが、幸せの瞬間を彩る素敵なブーケを制作。30年前に新婦のお母さんが結婚式で使った造花のブーケをリメイクしたものだが、そこにサプライズの仕掛けを施す。新婦の家族への思いが込められた、心温まるサプライズブーケは夏子さんにとっても心に残るものとなった。
虫花風mukapu
紹介 造花を使い、ブーケやアクセサリーなどを製作する造花アーティスト
住所 〒633−2115 奈良県宇陀市大宇陀西山993−2
電話番号 090−1148−7255
メール info@mukapu.com
営業時間 10:00〜20:00 *要予約
定休日 不定休
備考 6/25〜7/1
阪急うめだ本店10階スーク中央街区
期間限定 虫花風SHOP「今ここにあること」開催

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