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LIFE~夢のカタチ~

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2015年2月21日放送 | 矢印リストに戻る

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主婦が始めた手作りグラノーラ専門店

グラノーラ専門店『ナチュラノーラ』店主
梶川佳江さん

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カロリー控えめで栄養価が高く、体に良い食べ物として注目を集める“グラノーラ”。大阪では、大手百貨店とスナック食品メーカーのタイアップによる専門店が大人気になるなど、一大ブームは留まることを知らない。そんな中、大阪・京橋の商店街の片隅に昨年9月、小さなグラノーラ専門店「ナチュラノーラ」がオープンした。店主は65歳の主婦・梶川佳江さん。しかし“にわか専門店”ではない。こちらで売られているのは、30年前から家族の朝食用として作り続けてきた「おふくろの味」!「ここのは違う」「ほんまもん」と、東京から注文が来るほど、早くも評判を呼んでいる。今回は、グラノーラ作りに情熱を燃やす梶川さんの奮闘ぶりを取材。キッカケとなったある人物との再会までを密着し、彼女の夢に迫った。
自宅の駐車スペースを改装した店の厨房では、梶川さんと、62歳の妹・井上幸江さんが、毎日忙しくグラノーラ作りに精を出している。しかし、オーブンが小さいため、1回で焼けるのは12袋だけ。しかも、大手から安く仕入れることができないので、材料費は結構高くつく。だが、「自分で納得いくもん作るには、これが限界。儲けようとは思てへんし」と梶川さんは笑う。その作り方は、失敗を重ねた末にたどりついた自己流。今では、グラノーラクッキーも手掛け、手作り市や、マルシェにも精力的に参加している。そこで、梶川さんおススメの美味しいグラノーラの食べ方も紹介。
さらに、彼女はグラノーラを使って新しいことにも色々挑戦してみたいと意気込む。次なるチャレンジは、自然食品の水飴を使ったグラノーラ・バーと、グラノーラの缶詰を作ること。そんなある日、梶川さんが川西にある工業系の短期大学を訪れた。こちらは、日本で唯一、缶詰の製造工程が学べる大学。オープンキャンパスで早速グラノーラの缶詰作りに取り掛かる。なぜ缶詰を作りたいのか、熱く語る梶川さん。
実は、グラノーラを作るキッカケとなったのは、30年前にニュージーランドからホームステイにやって来たリチャードという青年だった。故郷で食べていたグラノーラを恋しがる彼のため、母国の母親からレシピを送ってもらったものの、聞いたこともない食べ物であり、オーブンの電圧の違いから最初は失敗の連続。試行錯誤を重ね、なんとか改良したものを彼に食べてもらうと「お母さんのより美味しい」と褒めてくれた。以来、グラノーラは梶川家の朝食にもなっている。
そのリチャードが、久しぶりに来日。グラノーラ・バーや缶詰も食べてもらおうと張り切る梶川さん。リチャードとの感動の再会をし、お互いの夢に向かって頑張ろうという励ましの言葉をもらった。
ナチュラノーラ
紹介 海外留学生のために30年来作ってきた手作りグラノーラ。昨年9月に65歳の主婦・梶川さんがお店をオープンさせ話題に。
住所 大阪市都島区都島中通3−5−12
電話番号 06−6922−6869
営業時間 10:30~18:30
定休日 木曜・日曜
参考料金 手作りグラノーラ100g550円~、250g1,300円~
備考 1日に作ることができる商品に限りがあり、早々に売り切れてしまうこともあります。
東洋食品工業短期大学
紹介 日本で唯一の包装容器及び容器詰め食品のプロを育てる東洋食品工業短期大学。
住所 兵庫県川西市南花屋敷4-23-2
電話番号 072-759-4221
備考 手作りグラノーラが災害時の保存食にならないかと考えた梶川さんが保存実験を依頼した学校。定期的に一般の方を対象とした見学会なども行われている。
芦原橋アップマーケット
紹介 オーガニックやこだわり食材、レザークラフトなどの手しごと品がたくさん集まる芦原橋アップマーケット。
住所 大阪市浪速区浪速東1丁目7番
営業時間 毎月第3日曜日に開催 10:30~16:00
備考 3月は3月15日(日)に開催されます。

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