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2015年8月29日放送 |
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天才高校生ジャグラーの挑戦!
「高校生ジャグラー」木下洸希くん

洸希君は滋賀県大津市に両親と3人で暮らす16歳の高校2年生。数々のイベントにジャグラーとして出演し、パフォーマンスを披露している。彼のジャグリングは、妙技もさることながら、ジャグリングをしながら踊る“ジャグリングダンス”が人気。自身が編み出したオリジナルのパフォーマンスだ。
練習はもっぱら自宅で行う洸希君。サーカスやジャグリングが大好きなお父さんがショーの構成や音楽を担当している。そんなお父さんは若年性パーキンソン病を発症し、それ以来、闘病生活の日々。洸希君がジャグリングを始めた小学4年生の頃は入退院を繰り返していたという。そんなお父さんに、テニスボールを使ってお手玉を見せると、笑顔になった。その笑顔がきっかけでジャグリングを始めた洸希君は、お父さんとプロのショーを観に行き、すっかり魅了されたという。本格的に取り組むようになった洸希君は、ジャグリング歴わずか10か月で、近江八幡市の「ストリートパフォーマンスフェスティバル」で見事優勝。以来、ジャグリング界の最年少記録を次々と塗り替えてきた。さらに、11歳の時には大津市文化奨励賞を受賞。地元の観光大使にも抜擢されるなど、天才ジャグリング少年として注目を浴びてきたのだ。
ジャグリングの技の習得は、ほぼ独学だという洸希君。現在はジャグリングサークルに所属し、練習に参加している。そんな技を披露する場は様々なイベントのほか、子供たちの施設や介護施設などへの慰問。父親に喜んでもらいたいという気持ちから始まったジャグリングだけに、人に喜んでもらうことにこそ意味があるという。
そんな洸希君は、この夏のビッグイベントで新しい技を披露したいと、デビルスティックという技の練習をスタートさせる。さらに、アドバイスをもらうため、両親とともに憧れの人のもとへ。それは、世界を舞台に活躍するジャグラーの天平さん。複数の道具をハイレベルな技術で操るパフォーマンスで観客を魅了する天平さんは「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公式登録メンバー。2011年にはフランスで開催されたサーカスの世界大会に日本人として初めて出場し、3つの賞を受賞するなど、数々の賞を受賞している。天平さんとは、一度共演したことから交流が続いており、洸希君は練習中のデビルスティックの新技を見てもらい天平さんからアドバイスをもらう。
いよいよ、本番当日。大津市の石山商店街を歩行者天国にして開催される「石山土曜夜市」は、毎年、15000人もの人出で賑わうビッグイベント。多くの大道芸人やパフォーマーたちが集まり、パフォーマンスを競い合う舞台で洸希君は新技を披露した!
高校生ジャグラー 木下洸希君 | |
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紹介 | 若干16歳の高校2年生ながら、ジャグリング歴は6年。数々の大会で最年少記録を樹立、ジャグリング界に新風を吹き込む少年ジャグラー。 |
メールアドレス | kouki@goo.jp |