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2015年12月5日放送 |
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カカオを使って革命をおこす「カカオマイスター」!
「Dari K」代表 吉野 慶一さん

吉野さんの作るチョコレートは、インドネシアから直接買い付けたカカオ豆を自家焙煎してチョコレートに仕上げており、少量限定ながら、でき立て新鮮で薫り高い。クーベルチュールと呼ばれる製菓用のチョコレートを使わないことで世界からも注目されている。吉野さんによれば、挽きたてのコーヒーとインスタント・コーヒーの味が異なるように、ローストしたてのカカオ豆で作ったチョコレートは香りが違うとか。材料はカカオと生クリームと砂糖だけとシンプルながら、その香りに誘われ、お客さんが次々と訪れる。
吉野さんの使うカカオ豆はインドネシアのスラウェシ島で農家が栽培した最良の豆。日本では聞き慣れないインドネシアのカカオ豆だが、世界第二位の生産地だとか。そんなインドネシアのカカオ豆のことを知ったのは、吉野さんがまだ金融アナリストだった頃。慶応義塾大学で経済を学び、京都大学大学院からオックスフォード大学大学院へと留学し、エリートコースを歩んだ吉野さん。卒業後はモルガン・スタンレーなど金融業界でアナリストとして働き、今とはまさに別世界の人間だった。そんな吉野さんがインドネシアのカカオ豆に深くかかわるようになったきっかがあった。そして、お菓子作りの経験などまったくなかった吉野さんがチョコレートを作ることに。
今でもインドネシアのスラウェシ島を訪れ、現地の農家と新たな試みをする吉野さん。店のお客さんを連れ、カカオ豆の生産農家を訪ねるツアーを開催したことも。そんな吉野さんにビッグニュースが舞い込む。フランスのパリで開催される世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」の日本代表の1人に選ばれたのだ。世界中から国際的なシェフや人気ショコラティエが集結する大人気のイベントで、「エスコヤマ」や「テオブロマ」「サダハルアオキ」ら超名門ブランドも出展する。ここに、独学で肩書きをもたないノーブランドのショコラティエとして初めてエントリーする吉野さん。インドネシアのカカオの魅力を紹介するチャンスととらえ、作品作りに奮闘!神戸のパティシエとコラボするカカオの新作スイーツや、京都の茶園とコラボしたカカオ茶、さらに、カカオのリップクリームにも挑戦した!
Dari K | |
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紹介 | インドネシア産カカオ豆を使用した自家製チョコレートを販売 |
住所 | 京都市中京区今新在家西町22 |
電話番号 | 075-803-6456 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 火曜 |
参考料金 | 生チョコレート 6個 2,700円(税込) |
備考 | 「二条城前」駅より徒歩8分 |
ハンドメイド | |
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紹介 | Dari Kのチョコを使用したシュークリームを販売 |
住所 | 神戸市西区池上4-13-7 |
電話番号 | 078-975-3760 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
参考料金 | シュークランチカカオ 5個 1,620円(税込) |
東茶園 | |
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紹介 | Dari Kのカカオ豆と紅茶を合わせたお茶を製造 |
住所 | 京都府相楽郡和束町門前宮野125-1 |
電話番号 | 0774-78-3771 |
京都しゃぼんや | |
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紹介 | Dari Kのチョコを使用したリップクリームを製造 |
住所 | 京都市中京区三条通桝屋町55番 |
電話番号 | 075-257-7774 |
営業時間 | 10:00~19:00 |