LIFE〜夢のカタチ〜

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2016年6月18日放送 | 矢印リストに戻る

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旨みを閉じ込めた鉄板料理でお客さんを笑顔にする若き料理人!!

「鉄板文化」オーナーシェフ 寺岡哲史さん

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和歌山で新たな“鉄板焼き文化”を提案する若きシェフ・寺岡哲史さん。今回は、自家農園の朝採り野菜や、地元の食材を使った、旨味を閉じ込める贅沢鉄板料理の数々を紹介しながら、彼の食へのこだわりを取材した。さらに、地元の新名物をと新作・鉄板メニューに挑む。寺岡さんが鉄板料理にかける熱い想いに迫る。

寺岡さんは、昨年4月に和歌山県岩出市にオープンした「鉄板文化」のオーナーシェフ。オススメは、甘みが強い自家農園で採れたキャベツとネギをふんだんに使う、ふわふわの「お好み焼き」である。また、とろけるような食感の「国産和牛ローストビーフ」も人気だ。甘みのある野菜と好相性の「ラクレットチーズ」は、和歌山初のチーズ専門店経由でフランスから直送。カウンターで腕をふるう寺岡さんが“鉄板”にこだわったのには理由がある。

彼の一日は、朝7時半から始まる。まず、自宅そばにある妻の実家の畑で旬の野菜を収穫。野菜作りは、亡くなった妻の父に教わり、今も義母が畑仕事を手伝ってくれている。収穫が終われば仕入れ作業。しらす、南高梅、イカなど、地元和歌山の食材を選びに行く。現在、地産地消は80%程度だが、いずれは100%にと語る。

寺岡さんが料理の世界に飛び込んだのは、17歳の時。アルバイト先の居酒屋で常連客からかけられた「おいしかった」の一言がキッカケだ。しかも、そのお客さんは、今の店の常連さんという。だが、高校を中退する際に一番心配したのが居酒屋を営む母親。心配をかけた分、彼は料理人として仕事の合間に実家の居酒屋を手伝う。

そんなある日、寺岡さんが妻や3人のお子さんと向かったのは、大阪・福島にある鉄板ダイニング「凡」。実は、この店のお好み焼きが彼の原点だと話す。元々、お好み焼きが好きではなかった寺岡さん。だが、この店のお好み焼きを食べて感動し、ママに作り方を聞くと親切にと教えてくれたとか。今は亡きママへの感謝の気持ちを伝えたくて、時折食べに来るのだと言う。

そんな寺岡さんは、新たな試みを始めようとしていた。それは、フランスの2つ星レストランで修業したフレンチ「ビストロ ムッシュ」の小谷シェフ、中華料理「延」ご主人という、仲の良い料理人たちと地元の新しい名物を作ること。メインの食材は何にするか、連日、試作に励む寺岡さん。新メニュー完成までの奮闘に密着した。
鉄板文化(テッパンブンカ)
紹介 自家農園でつくった新鮮野菜や地元の漁港で水揚げされた魚介類を使った豊富な種類の鉄板焼きを堪能できる
住所 和歌山県岩出市森119−1
電話番号 0736−61−7244
営業時間 ランチ 11:30〜14:00 ディナー 18:00〜23:30
定休日 火曜
コパン・ドゥ・フロマージュ
紹介 和歌山で初めての、唯一の、ナチュラルチーズ専門店
住所 和歌山県紀の川市桃山町調月769−136
電話番号 0736−60−7175
延(ノブ)
紹介 岩出市で人気の中華レストラン
住所 和歌山県岩出市吉田250−1
電話番号 0736−79−7123
定休日 月曜
ビストロ ムッシュ
紹介 岩出市の人気カジュアルフレンチのお店
住所 和歌山県岩出市金池12−1
電話番号 0736−67−6088
定休日 月曜

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