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LIFE~夢のカタチ~

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2016年10月29日放送 | 矢印リストに戻る

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“和太鼓で人を繋ぐ”パフォーマンス集団

『和太鼓集団 倭~YAMATO~』代表
小川正晃さん

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奈良県明日香村を拠点に世界各国で活躍する和太鼓パフォーマンス集団の「倭」。鍛え抜かれた肉体で迫力のパフォーマンスを披露する彼らの演奏は、「肉体の音楽」と評され、世界で絶賛されている。今回は、和太鼓パフォーマンス「倭」に密着。代表の小川正晃さんをはじめ、メンバーが共同生活をしながら練習に打ち込む日々を紹介する。さらに、明日香村の村民たちとともに作り上げる初の秋祭りに挑むメンバーたちの姿を追った。

「倭」のパフォーマンスは、様々な太鼓を中心にした編成で、小型のシンバルなども加えた、にぎやかで迫力ある演奏が持ち味。太鼓を叩くだけでなく、初心者が上級者をまねるうちに太鼓が上達する様子を寸劇のように表現するものや、腹筋運動をしながら揃って太鼓を打ち鳴らすユニークなパフォーマンスなど、目でも楽しめるものになっている。作曲と演出は代表の小川正晃さんが担当。オリジナル曲は100曲を超える。

「倭」の始まりは、1993年に橿原市出身の正晃さん兄妹が中心となり、地元の神事で太鼓を披露したこと。これをきっかけに、仲間を集めてチームを結成し、「倭」の活動をスタートさせた。以来、世界各国で3000回を超えるコンサートを開催。メンバーは全国各地から参加し、年間150~200公演をこなしている。

メンバーたちは、練習場のある明日香村で共同生活を送りながら練習に打ち込んでいる。朝は午前7時に起床。それから10キロのランニングをして朝食。その後は太鼓を使ったウエイトトレーニングや基礎体力作りの時間。昼食を挟んで、午後からは全体で太鼓を練習し、夕食後は個人練習の時間にするなど、1日中、トレーニングや練習に打ち込んでいる。海外公演が多いため、1年のうち、半年から10カ月以上、海外を回ることもある彼ら。しかし、東日本大震災の復興を支援する募金活動をきっかけに、国内での公演が増え、全国ツアーも行うようになった。

様々な活動から和太鼓は人の心を1つにすることができると気づいた小川さん。現在は精力的に子どもたちに太鼓を体験させる教室を開いている。また、「倭」の拠点である明日香村や奈良県と協力した公演活動も行い、地域の活性化に貢献。そんな彼らが今年の秋、新たな挑戦に取り組む。

それは、明日香村を拠点にして今年で20年の「倭」が、村民たちとともに作り上げる秋祭り。これまで様々な面で村の人たちの協力を得てきた小川さんたちが、感謝の気持ちと、村の人たちと共同で何かをしたいという思いから、村のお祭りに一緒に取り組むことが決定。
「100年続く村のお祭りにしたい」と、お祭りに向かって奮闘するメンバーの姿を追った!
倭‐YAMATO
紹介 明日香村を拠点に世界を駆け巡る和太鼓集団。53カ国、公演は3000回以上、観客動員数は600万人を突破している。
住所 魂源堂:〒634-0114 奈良県高市郡明日香村細川7
電話番号 0744-54-5531

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