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2017年1月21日放送 | リストに戻る
香住の味を広めようと奔走する若き店主!
『香住 北よし』オーナー 北村晃一さん
冬の味覚の王様といえばカニ!日本海へ行かずとも、大阪で手軽に食べられると、人気を集める居酒屋が梅田にある。「香住北よし」は、若きオーナーの北村晃一さんが、カニの産地として知られる兵庫県の香住で水揚げされたばかりのカニを生きたまま大阪へ運び、その日のうちに提供している。一方、香住で明治時代から続く老舗の干物屋の5代目でもある北村さん。カニだけではない香住の味覚を伝えたいと奮闘する姿を紹介した。
「香住北よし」は、新鮮なカニがリーズナブルに食べられるとあって、予約が取りにくいほどの人気ぶり。北村さんは、朝、香住漁港で競り落としたカニや魚介類を、往復4時間かけて運んでいる。今の時期、北村さんイチオシのカニは、松葉ガニの雄と紅ズワイガニのメスとの間に生まれる希少な「黄金ガニ」。そんな黄金ガニを使ったフルコースを紹介。
居酒屋のオーナーである一方、香住で明治時代から続く老舗の干物屋の5代目でもある北村さん。手間ひまかけた干物作りを紹介した。だが、昨今では干物を食べる家庭が減少し、干物離れが進んでいるという。そこで、干物を様々な調理法で楽しめるように、レシピ開発にも着手し、試行錯誤を繰り返している。
香住で140年の歴史を誇る老舗干物屋に生まれた北村さん。当初は家業を受け継ぐ気持ちはなく、大阪でバーを経営していた。しかし、実家を継ぐことを決意し、故郷に帰ると、町の過疎化に衝撃を受け、自ら外へ発信しなければならないと考えたという。そのために居酒屋をオープンし、そこから香住の様々な味覚を伝えている。店で提供する魚介類をはじめ、お米や野菜、地酒までもが香住産。そのこだわりについて話を聞く。
干物屋では学校給食の魚介類も手掛けており、北村さんは魚離れが進む子どもたちに魚を食べてもらえるような活動を展開。カニだけではない香住の味覚を大阪の人たちにも知ってもらいたいと、イベントを企画。香住のご当地名物を集めたイベントで、「一見、地味な干物や粕漬けを使ったアイデア料理を紹介し、香住はカニだけではないことを伝えたい」と、奮闘する北村さんを追った!
香住 北よし お初天神店 | |
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紹介 | 香住の絶品松葉ガニをはじめ、港直送の新鮮な魚介類が楽しめる居酒屋。 |
住所 | 〒530−0057 大阪市北区曾根崎2丁目10−19 第一河合ビル2F |
電話番号 | 06−6311−7716 |
営業時間 | 5:00〜24:00 |
定休日 | 通常火曜 ※カニのシーズンは無休 |
参考料金 | 活直 松葉ガニ 番ガニフルコース 15,800円 活直 黄金ガニ フルコース 8,800円 |
有限会社 北由商店 | |
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紹介 | 明治創業の水産加工会社。カニや鮮魚の仲買、干物やへしこの製造販売をしている。 |
住所 | 〒669−6543 兵庫県美方郡香美町香住区若松691−3 |
電話番号 | 0796−36−0204 |
備考 | ※干物はネット注文、地方発送可 |
とろさば料理専門店 SABAR | |
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紹介 | 日本を代表する鯖料理の専門店。北由商店の鯖へしこを取り扱う。現在は大阪南森町店のみの取り扱い。 |
住所 | 問い合わせ先:株式会社SABAR 豊中市庄内栄町4−21−40 |
電話番号 | 06−6335−2204 |
香住鶴 | |
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紹介 | 約300年の歴史を持つ香住の酒蔵。香住北よしでは香住鶴を魚介と共に提供している。 |
住所 | 〒669−6559 兵庫県美方郡香美町香住区子原600−2 |
電話番号 | 0796−36−0029 |