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2017年6月17日放送 | リストに戻る
ピッツアで町を元気にする女性ピッツア職人!!
『チーロ』ピッツア職人
小谷紀三子さん
兵庫県明石市にある「トラットリア ピッツェリア チーロ」は、全国からお客さんがやって来る大人気のイタリアンレストラン。人気の理由は、ピッツァ職人の小谷紀三子さんが作る絶品のナポリピッツァ。高温の薪窯で一気に焼き上げ、額縁のようにふっくらと盛り上がる縁が特徴で、シンプルな小麦の旨味と多彩な具材のバリエーションが多くの人を魅了している。
そんな魅惑のピザを作る紀三子さんは、今から20年前、日本人がイタリアで修業することなどめったにない時代に、27歳で単身、ナポリのピッツェリアに入門。まさに、日本におけるナポリピッツァの先駆者でもある。
ナポリの伝統の技を受け継いだ味が認められ、先頃、イタリアの格付けレストランガイド「ガンベロロッソ」で“西日本一のピッツェリア”に選ばれた。
紀三子さんとイタリア料理との出会いは、赤穂にあるイタリアンの名店「SAKURAGUMI」でアルバイトをしたこと。店のオーナーシェフの西川さんは今も師匠と仰ぐ存在だ。実はイタリア行きを勧めたのも西川シェフ。背中を押され、女性一人でナポリに乗り込み、本場の技術を習得した紀三子さんは、帰国後「SAKURAGUMI」を日本で初めてナポリが認める店に押し上げた。
そして、2004年、夫婦で「チーロ」をオープン。ピッツァ以外の料理は、東京の有名イタリアンで腕を振るったご主人が担当している。そう、紀三子さんは、3人の子育てに奮闘するお母さんでもあるのだ。
夏が間近に迫り、明石の旬の味覚を使った夏の新作ピッツァ作りをスタート。選んだ食材は、“生シラス”。
明石近郊は全国有数の水揚げ量を誇るシラスの名産地。だがシラスは鮮度が落ちやすく、塩ゆでして加工されるものがほとんど。しかし、紀三子さんは明石だからこそ味わえる鮮度抜群の生シラスをピッツァにしたいと考え、試行錯誤を重ねる。はたして、どんな夏の新作ピッツァが完成するのか?その奮闘に密着した。
トラットリア ピッツェリア チーロ | |
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紹介 | ナポリ伝統の技を受け継ぎ、イタリアの格付けレストランガイド『ガンベロロッソ』で「西日本一のピッツェリア」に選ばれた店。明石の恵みを生かしたメニューが人気。 |
住所 | 兵庫県明石市本町1−17−3 ゑびや第2ビル1F |
電話番号 | 078−912−9400 |
営業時間 | 11:30〜15:30(L.O.14:00)、18:00〜22:30(L.O.21:00) |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日火曜) |
備考 | ご予約は2週間前より受付 |
SAKURAGUMI | |
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紹介 | 小谷さんがアルバイトをし、ナポリ修行へ行くきっかけとなった店。抜群のロケーションと革新的なナポリ料理が名物。 |
住所 | 兵庫県赤穂市御崎2−1 |
電話番号 | 0791−42−3545 |
営業時間 | 11:30〜15:30(L.O.13:30)、18:00〜22:00(L.O.20:30) |
定休日 | 毎週火曜、第1水曜、第3月曜(祝日の場合は翌日) |
備考 | ご予約は1ヶ月前より受付 |