LIFE〜夢のカタチ〜

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2017年7月22日放送 | 矢印リストに戻る

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果樹園の恵みを届ける、女性ジェラート職人!

『藤桃庵』ジェラート職人
藪本 梓さん

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桃の産地として名高い和歌山県紀の川市の桃山町。

この時期は地元で取れる高級ブランド「あらかわの桃」の旬真っ盛り。この桃を使って作るジェラートが評判の「藤桃庵」を営むのが、ジェラート職人でもある藪本梓さん。レパートリーは100種類。常時6種類が店頭に並ぶ。どれも季節の旬の味が楽しめ、素材本来の甘味や風味を活かしている。

藪本さんのこだわりは旬を迎えた生の果物を使うこと。なかでも看板商品は、高級ブランドの「あらかわの桃」を贅沢に使った桃ジェラート。桃を惜しげもなく使える理由は、藪本さんが嫁いだ先が、三代続く桃農家だから。

農園ではご主人と義理のご両親が桃を栽培。しかも農薬を可能な限り使用しない「減農薬」にこだわっている。

そんなご主人が育てた桃でジェラートを作る藪本さん。「藤桃庵」のジェラートは、まさに“夫婦の味”だ。

今から14年前にご主人と知り合い、2年後に結婚。桃農家の一員になった藪本さんがジェラート作りを始めたきっかけは、農園に大きな危機が訪れたときだった。当時始めたばかりの減農薬栽培が上手くいかず、見た目が美しい、売り物になる桃がほとんど出来なかった。

だが、見た目が悪いだけで廃棄するのはもったいないと、桃をジェラートにすることをひらめき、まったく経験のない状態から「藤桃庵」をスタート。するとフレッシュな桃のジェラートが評判となり、一躍話題の店になった。それからももっと美味しいジェラートを作りたいと、単身イタリアへ渡り、本場のジェラテリアで修業。帰国後は次々と新たなメニューを生み出している。なかでも、水を一滴も使わず、生の「あらかわの桃」だけで仕上げたジェラートは、農園をそのまま味わえる最高の一品だ。

今では自分たちの桃だけでなく、ジェラートで他の生産者の力になりたいと考える藪本さん。例えばトマト農家からは規格外で売り物にならないトマトを引き取り、自然の旨味たっぷりのトマトシャーベットを作成。美味しい旬の食材を無駄にせず、活かすことに成功した。

この夏、新作ジェラートを作ることにした薮本さん。使う食材はあらかわの桃と、和歌山の名産「梅」。実は2種類の食材を混ぜてジェラートを作るのは初めての薮本さん。夏の新作ジェラートが完成するまでを追った!
藤桃庵
紹介 農園で収穫した新鮮な素材をふんだんに使用したイタリアンジェラート専門店
住所 和歌山県紀の川市桃山町元901
電話番号 0736−66−8475
営業時間 11:00〜17:00(売切れ次第終了)
定休日 水曜(7・8月は無休 お盆休みは除く)
参考料金
(税込)
ジェラート Sサイズ 430円
スペシャリテ桃 SSサイズのみ 500円
とれたてピーチのまるごとパフェ 1,500円
備考 阪和自動車道 泉南出口より車で20分
JR下井阪駅から3,157m 徒歩40分程
マルガー・ジェラート 野々市店
紹介 世界一に輝いた店主・柴野氏が作るジェラートを販売
住所 石川県野々市市野代1−20
電話番号 076−246−5580
営業時間 11:00〜18:00
定休日 不定休
参考料金
(税込)
ジェラート シングル 340円
備考 JR野々市駅から550m

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