Story
ストーリー
第1話
トリマーとして働く小林はる(馬場ふみか)は、ウェディングドレスを試着中に、2年間付き合っていた彼氏が既婚者でしかも子持ちだということを知り呆然。それ以来、恋愛に臆病になっていた。
そんなある日、ペットサロンの常連マダム・杉崎(みひろ)から「今、空前のモテ期に入ってるわよ。この3か月が勝負ね」と予言されるはる。
その直後、犬を連れた若い男性が来店。美容師の慎太郎(HIROSHI)は、とても気さくで、はるは彼と犬の様子を微笑ましく見守る。
仕事終わりに、「どうせヒマでしょ」と職場の先輩・麻美(八木アリサ)に誘われ、とあるBarへ。バーテンダーのヨシ(桜田通)は、いきなり、はるの心を見抜いたスペシャルカクテルを出し、戸惑わせる。
ボーカルがイケメンで最近人気急上昇中のバンド「Beyond Brooklyn」のMVを、はると麻美が見ていると、「俺のファンなの?」と、なんとバンドマンのユウ(神谷健太)本人が目の前に現れ…!
こうして絶対に付き合ってはいけない3Bと出会ってしまったはる。自宅に戻ると、まさかの事態が待ち受けていた…!?
第2話
自宅アパートが全焼してしまった小林はる(馬場ふみか)は、祖母・富江のもとを訪ねるが、「彼氏と旅行に出かける」という理由で、反対に3ヶ月間、シェアハウスの大家を任されることになってしまう。そこには、はるが大家になる直前に出会い、絶対に彼氏にしてはいけないとされる3Bたち―バンドマンのユウ(神谷健太)、美容師の慎太郎(HIROSHI)、バーテンダーのヨシ(桜田通)―が住んでいた。
もしかしてモテ期の始まり…!? イケメン3Bとの共同生活に、はるはニヤニヤしてしまうが、彼らはそれぞれの女を連れ込み、ユウは朝から爆音でギターをかき鳴らすなど、やりたい放題。さらに3Bたちは入居以来、一度も家賃を払っていないことが分かり…。
そんな中、はるが頑張った自分へのご褒美として、毎日風呂上がりに食べるのを楽しみにしているアイスが、冷凍庫から消えていることが発覚。はるの怒りが爆発する……!?
第3話
イケメン美容師の慎太郎(HIROSHI)に誘われ、ごはんデートに出かけるはる(馬場ふみか)。「一流料理人の店、予約しておいたよ」という慎太郎に、はるの心は浮き立つが、着いたのは予想外の店で、慎太郎が勧める裏メニューにはるは驚く。店でのふるまいを見た慎太郎から、「はるさんは本当に心が美人だな」と言われ、照れるはる。そんな2人の姿を遠くから1人の女が見つめていた…!
後日、はるがSNSを開くと、沢山のDMが!そこには、はるへの誹謗中傷と、【慎太郎くんは、私のもの】というメッセージが記されていた。
夜、はるがユウとリビングにいると、玄関のインターフォンが鳴り、【これ以上、慎太郎君に近づくと、殺すから】というDMがはるのスマホに届く。部屋の電気が落ち、震えるはるをバンドマンのユウ(神谷健太)が抱き寄せる…。
第4話
「今から付き合えよ」 はる(馬場ふみか)の手をつかみ、公園に連れて行ったユウ(神谷健太)は、自身がボーカルを務めるバンド「Beyond Brooklyn」の初ワンマンライブのチケットを渡す。その話を聞いた職場の先輩・麻美(八木アリサ)は「完全に騙されてる!ライブ会場で、白シャツにスカート、5㎝以上のヒール履いてる女は、全員ボーカルの女」と断言。はるは麻美の偏見と思うが、実際にライブ会場を訪れると、白シャツ、スカート、5㎝以上のヒールの女が何人もいて…!?
ライブ終了後、白シャツ、スカート、ヒールの女の1人・香奈(永尾まりや)が、はるに近づき、「次はこんなタイプか」と吐き捨てる。ユウは曲作りのために毎回違うタイプの女を選ぶというのだった。その夜、暗い表情でバーを訪れたはるに、バーテンダーのヨシ(桜田通)は…。
第5話
新作カクテルを試飲してほしいとヨシ(桜田通)からバーに誘われるはる(馬場ふみか)。ペットサロンの先輩・麻美(八木アリサ)は、「絶対に行っちゃダメ」と猛反対。麻美によれば、バーテンダーは「この世で最も聞き上手な生命体」で、バーは女にとって金も心も奪われる「底なし沼」だという。さらにサロンの常連マダム・杉崎(みひろ)から、ヨシがバツイチだと聞き、驚くはる。麻美はヨシの離婚理由を店に連れ込んだ若い女との浮気だと決めつける。
そんな中、ヨシと謎の美女(井上苑子)が仲良くシェアハウスから出ていくのを目撃するはる。はるは以前、ヨシと謎の美女がキスをしているのも見かけていた。「完全に彼女じゃん…」と思ったはるは、ヨシに新作カクテルの試飲はやめておくと告げる。
翌日、はるがサロンで働いていると、あの謎の美女がペットを連れてやってきて…!?
第6話
ある朝、風邪のような症状を感じ、寝込んでしまうはる(馬場ふみか)。バーテンダーのヨシ(桜田通)がはるにキスするのを見ていた美容師の慎太郎(HIROSHI)は、「ヨシさんのせい」と非難。「僕、はるさんの事、好きなんです」と、ヨシとバンドマンのユウ(神谷健太)の前で宣言し、甲斐甲斐しくはるを看病する。慎太郎が仕事に出かけた後、ヨシがはるにおかゆを食べさせていると、ユウが「一番効く薬」を買ってきたと現れるが、はるが中を確認すると…!?
はるを想い、部屋で曲を作り始めるユウ。大音量でかき鳴らすギターを「あの音も薬なんだ」と言い張るユウだったが、はるにはギターの音がうるさく、体調が悪化していく。さらにヨシがはるにキスしたことを巡り、リビングで言い争う3Bたち。朦朧としながらやって来たはるは、3Bたちの前で倒れ…!
第7話
病院からの帰り道、かつての恋人・大輔にそっくりな男マコト(田村健太郎)と出会い、固まってしまうはる(馬場ふみか)。お芝居をやっているというマコトは、はるに公演のチラシを渡すが、二人はその後、2度も街で出会うことに…。
マコトに「初めて会った時からずっとあなたの事を考えていた」と告白され、ラインIDを渡されるはる。話を聞いた職場の先輩・麻美(八木アリサ)は、舞台役者は「3Bに並ぶ、付き合ってはいけない4B目」と警告。その理由を3B同様にお金がない上、やたらと酒を飲み、だいたいの奴は借金しているからだと説明する。
そんな麻美の忠告を無視し、マコトがリサイクルショップで小道具を選ぶのに同行するはる。居酒屋に行き、マコトの身の上話を聞いていると、「俺、もっとはるちゃんの事知りたい」と言われ……!?
第8話
【劇場費が払えず、公演が中止になってしまうかも知れない】
舞台役者で劇団を主宰するマコト(田村健太郎)からのラインを見て、家を飛び出していくはる(馬場ふみか)。一方、レコード会社に出向いたユウ(神谷健太)は、女性プロデューサーから明日の17時、会長にデビュー曲の候補を聴かせたいと言われ、制作中の曲を仕上げてくることを約束する。
稽古場に到着したはるは、現金が入った封筒をマコトに握らせる。マコトは「公演が終わったら必ず返す」と言い、はるを抱き寄せるが、そんな2人をたまたま通りかかったユウが見てしまい…!
翌朝、メジャーデビューが決まるかも知れないと話すユウを励まし、出かけていくはる。その様子を見た慎太郎(HIROSHI)は嫌な予感がすると心配。職場に着いたはるは、マコトに送ったラインが既読になっていない事に不安を覚える…。
第9話
舞台役者のマコト(田村健太郎)との騒動があった後、慎太郎(HIROSHI)とヨシ(桜田通)から告白されたはる(馬場ふみか)は、なかなか寝付けず、翌朝、仕事に遅刻。一方、はるを助けるためにレコード会社との約束をすっぽかしたユウ(神谷健太)は、その日以来、シェアハウスに帰ってきていなかった。
心配したはるがユウの部屋を覗くと、部屋は荒れギターは置きっぱなし、新曲の楽譜も破られていた。驚いたはるはユウにLINEを送るが…。
後日、ユウのバンド「Beyond Brooklyn」のメンバーがいる音楽スタジオを訪ねるはる。リーダーの達也(前山剛久)から、ユウが約束をすっぽかしたためにメジャーデビューの話が消え、バンドも解散したと聞いたはるは、ユウを許してあげてほしいと懇願。しかし達也は「もう、今のユウとは一緒に走れない」と告げる…!
最終回
「今までの幸せなんか、幸せじゃなかったんだって思うぐらい、幸せにする」オーナーから任されることになったバーで、はる(馬場ふみか)を抱き寄せるヨシ(桜田通)。その時、入ってきたユウ(神谷健太)は、抱き合う二人を見て、気まずそうに出ていってしまう。
そんなユウを追いかけバーを飛び出したはるは、ユウにバンドを解散して後悔しないのかと諭す。
その夜、久しぶりにシェアハウスに戻ってきたユウに、はるに振られたことを話す慎太郎(HIROSHI)。一方、ヨシははるに、店がオープンする初日には必ず来てほしいと告げる。そんな中、「Beyond Brooklyn」に復帰したユウは急きょライブで新曲披露することになったから来いと、はるにチケットを渡すが、その夜はヨシのバーのオープン日だった…!?