中川家・剛(兄): 「トップバッターで絶対に優勝はないって思っていたので、もう椅子に座っている間、早く楽屋に帰りたいなって。扉が開く瞬間までネタあわせをしてまして。落ちたら落ちたでええか、気軽な気持ちでやったのがよかったんじゃないでしょうか」

中川家・礼二(弟): 「プレッシャーがほんまにすごいあって。大阪でも東京でも先輩やみんなに言われて。優勝取れへんかったら取れへんかったで、顔合わせられへんし、取ったら取ったで金巻き上げられる。1000万取れて良かったですよ。何に使うかですか?月亭八方さんから、ええテナントがあるから買え、と言われまして(笑)」

島田紳助(大会委員長): 「余計なお笑いが入らず、これだけコメントのない審査員も珍しい。みんな真剣勝負で、いい緊張感が漂っていた。優勝は中川家だけど、ここに残った10組は1603組の10組。誇りに思っていい。本命が優勝した形になるけど、プレッシャーは凄いと思いますよ。M−1は野球でいえば、年間の打率を決めるのではなく、誰がホームランを打つかを決めるレースやったので。本命は本命として、ホームランを打ってくれる意外なヤツの登場もちょっと期待していた。でも、意外にみんなこじんまりとまとめてきて、こうなると中川家の独断場。やっぱりうまいな、さすがだなと思いました。漫才を真剣にやってきて、ネタがたくさんあるから本命として決勝に出られるんだと。しかしM−1は思った以上にイベントとして盛り上がった。今回は1回目だけど、5年10年と続けていきたいと思っています。ありがとうございました。」



西川きよし: 「審査員する側もつらい。本当に真剣勝負。漫才のネタは生き物や。これからも頑張ってほしい。」

鴻上尚史: 「感動しました。」

松本人志: 「何もいいようがない。ハリガネロックにクリスマス・プレゼントをします。」


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