日時:2007年 4月17日(火) 13時40分から
天候:曇りのち小雨
場所:明石市立 中崎小学校
参加者:5年生 50名
進行:小寺右子アナ、おき太
森林インストラクター:兵庫森林インストラクター会
田中義則、杉村寿、伊藤陽子、太田昌子
応募者:河井さん(5年生)、津田さん(卒業生の保護者)、
堀田さん(卒業生)
応募理由:「潮風に強い木を植えたい」
私の小学校は、海が近いので桜等は育ちません。
潮風に強い木をみんなで植えたいです。
潮風に強い木の勉強もしたいです。
どうぞよろしくお願いします。(河井さん)
教室から明石大橋が望める海の近くの学校です。
そのため、海とは縁が深いのですが、
逆に潮風のため、校庭の木も育ちにくい環境です。
この環境でも育つ木を植樹し、みどりの授業ができれば素敵だと思い、
応募させて頂きます。(津田さん)
中崎小学校は、子どもたちが通う学校です。そして、25年前に私も通った学校です。
淡路島と明石海峡大橋を望むとても景色の良い環境で、
のびのびとした子どもたちばかりです。
ただ、この辺りで木々に囲まれた森のような場所はありません。
豊かなみどりに囲まれ、自分たちが植えた木々と共に
成長していく姿を想像するだけで、親としてもわくわくします。
みどりに恵まれた学校って素敵ですよね?
どうか、この願いをかなえて(堀田さん)
今日のメイン講師は田中インストラクター。
みんなの知っている樹木の葉っぱと、田中さんの家の近くの樹木の葉っぱをくらべてみよう!ということで、実際に持参したアベマキの葉っぱを手にとってさわったり、じろじろ見たり、におってみたり・・。
実は・・田中さんの家は山の中にあり、ここは海に面したところにあって、生えている木は違った環境に育っているのです。
ここの校庭の木たちは、きつい日光を浴びてしまう。強い風が吹くので乾燥もする。だからこうして分厚い葉っぱになっている。分厚い葉っぱの表面にはクチクラ層という強い日光を跳ね返す部分がある。等々…。
そして、実際に校庭にはどんな樹が植わっているのだろうか?と、グループにわかれての見学となりました。
ソテツ・クロマツ・ヤマモモ等、それぞれ花があったり、実があったり、楽しい話題を子どもたちに提供できたようです。
最後には「ガラスの地球を救え」というABC環境キャンペーンのタイトルにちなんで、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」を田中さんが草笛で演奏しました!(伊藤)
木の種類:マテバシイ 1本
中崎小学校は海岸に面したところに
校舎もグランドもあります。
その校庭の門に近いところに植樹することになりました。
風に強く、しかも潮と日射に耐え、
子供達に楽しみを与える木。
当時の校長先生も「校庭はクロマツばっかり…」
と他種の樹木選出への期待感がありました。
結局、海岸OK、暖地OK、
ドングリもおとしてくれて楽しみがある、
背丈も十分あって見応えがある
「マテバシイ」に決定しました!(伊藤)
〜植樹にあたって〜 植樹する木は、学校側の希望を伺った上で森林インストラクターと相談し、その土地に合った木を選んでいます。 また、風土に合い、生態系にも負担をかけないように配慮しています。
今回は明石の中崎小学校に行ってきました。明石という土地柄海が近く、「浜風の影響で木を育てるのが難しいのが悩み」ということだったんですが、森林インストラクターさんのアドバイスのもと海に近い場所でも元気にすくすく育つ木をみんなで一生懸命植えました。
小学生のみんなに教えてもらうこともいっぱいあってすごくいい経験になりました。
中崎小学校のみなさぁ〜ん、大切に育てて下さいね〜〜♪♪
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