日時:2007年 4月18日(水)
天候:晴天
場所:京都市立 池田小学校
参加者:3年生 59名
進行:喜多ゆかりアナ、おき太
森林インストラクター:京都森林インストラクター会
久山多代子、吉野浩樹
応募者:佐々木香苗さん(保護者)
応募理由:「花と緑あふれる学校を目指して」
池田小学校は、花と緑にあふれる学校を目指しています。蝶の大好きな木を植えたり、自然に触れたりすることで、環境問題なども積極的に取り組んでいます。
子どもたちの学習問題が騒がれる中、明るく元気いっぱい小学校での一日を過ごしています。
“いのち”の大切さを伝えたいということを基本に、金子みすずの詩を引用して説明しました。
また、小さなパネルに池田小学校の自然をまとめ、山・川・土地の関係と自然の循環について説明しました。
さらに、身近にある木で作られている道具や、昔使われていたもので今は珍しくなってしまったコンロ・かまど・燃料、木を使うことの大切さも話しました。
最後に、木が持っている不思議について感じてもらえるよう、喜多アナに、金子みすずの詩を読んでもらいました。(久山)
木の種類:クヌギ 1本
子どもたちが、この木を通じて、花や木、
そして生き物に興味をもってもらえるよう
願いをこめて、クヌギにしました。
クヌギは秋になると葉が茶色くなって
冬にはたいてい落葉します。
そしてまた春になると美しい新芽が伸びてきます。
一本の木を見ているだけで四季を感じることができるのです。
また、秋には大きなまんまるのどんぐりがなり、
それはきっと子どもたちにとって
大切な宝物になることでしょう。
クヌギのどんぐりは、こま、やじろべい、人形など、
いろんな工作の材料として使うこともできます。
また、子どもたちの大好きなカブトムシは、
この木の樹液が大好物!
みんなで植えた一本のクヌギを通じて、
子どもたちがいろんな楽しみ方をし、
木や森の尊さ・美しさ・大切さを、
体いっぱいに感じてくれることを願っています。(吉野)
〜植樹にあたって〜 植樹する木は、学校側の希望を伺った上で森林インストラクターと相談し、その土地に合った木を選んでいます。 また、風土に合い、生態系にも負担をかけないように配慮しています。
今回は池田小学校。こちらの学校は校庭を囲むように木々が生い茂っていてとても自然が豊かです。
またそれだけではなく、なんと!校庭には元気なぶたさんもいるんです。
みんなで仲良くお世話をしているんですって♪
そんな普段から自然と触れ合っている池田小学校の生徒さんは、最初から最後まで本当に元気いっぱいでした!植樹をしている最中も、いろいろ質問したり肥料をみんなで触ったりと興味津々。
また自然の大切さについて教えてくれるみどりの授業では、
私喜多ゆかりが詩の朗読をさせていただきました。
みんな、これからも木に負けないくらい大きく成長して下さいね!
2007年4月18日(水)
2007年5月16日(水)
2009年8月27日(木)
2012年5月30日(水)