日時:2009年 11月19日(木)10時45分から
快晴:くもり
場所:寝屋川市立 成美小学校
参加者:6年生 103名
進行:八塚彩美アナ、おき太
森林インストラクター:大阪森林インストラクター会
長島秀雄、武田敏文、黒田健一、菅沼洋、伊藤啓史
黒田治平、稲山耕史、瀬尾好英、佐藤英雄、金子譲
応募者:濱田夏紀、遠藤佑香、江口真奈、津川遙加、西野由希
(6年生生徒)
応募理由:「50周年の記念に」
成美小学校は50周年になるのでその記念に木を植えたいと思います。私たちは今年6年生で卒業するので思い出になると思いました。
学校には、桜は一本しかないので、もっとたくさん増やしたいし、CO2削減にもなります。みんなで木を育てたら、きっと緑のことも知れるし、勉強にもなります。
緑のことや環境のことを知れば、きっと何かを学ぶことができると思いました。
それに、一度木を植える経験をしてみたいです。
もし、抽選で当たったらみんなで力を合わせてがんばりたいと思っています。
やりきったあとのたっせいかん、クラスの友情の輪を広げたいと思い
応募しました。きっと皆が仲良くなれるチャンスになると思います。
みんなでテレビにも出たいし、
この学校の名をいろいろな所に広めたいと思いました。
初めて成美小学校を訪れたとき、校庭にたくさんの種類の木があることに驚きました。これらの木を教材にしてゲームを考えることにしました。出来上がったゲームは「きこりの親方からの指令書」という題で、指令書に書かれたヒントをもとにしてグループで木を探すゲームにしました。
本番前、森林インストラクターによる木の選定、そして焼杉板にカラーペンで名入れの作業を6年生にしてもらいました。木を使った工作の出来栄えは上々でした。
ゲームの目的はただ単に樹種名を覚えてもらうのではなく、校庭にある木の特徴、木としての役割、植えられた環境による周りの木との関係、などを知ってもらうためでした。
さすが6年生、5つのヒントから探してもらいましたが、想定していた時間より早く見つけることができて、それぞれの木について森林インストラクターからの説明も十分にすることができました。
木も頑張って生きていることを知ってもらい、子ども達もいつまでも「輝いた人」であって欲しいと思いました。
(長島)
木の種類:ヤマザクラ 1本
わが国で昔から広く愛されてきた野生の桜です。
ソメイヨシノが登場するまでは、
お花見といえばヤマザクラでした。
淡いピンク一色に染まるソメイヨシノに対して、
こちらは赤い若葉と白い花がちらちらと混ざり合って
繊細な風情を楽しむことが出来ます。
有名な吉野の桜もヤマザクラです。
また、寿命が長く巨木も多くあります。
6年生のみんなががんばって植えてくれたので、
きっとどんどん大きくなって長生きしてくれることでしょう。
みんなが100才になっても、お花見が出来ると思いますよ。
(伊藤)
〜植樹にあたって〜 植樹する木は、学校側の希望を伺った上で森林インストラクターと相談し、その土地に合った木を選んでいます。 また、風土に合い、生態系にも負担をかけないように配慮しています。
私は今回初めてみんなの木に参加しました。
まずは、元気いっぱいの成美小学校6年生のみんなと、校庭の木を探し当てるゲームをしました。さすが6年生です!もらったカードのヒントから、あっという間に正解を見つけ出していました。
森林インストラクターの方のお話に興味津々で、みんな活き活きとした表情で聞き入っていました。
「もし、木に釘を打ったら、どうなるの?」答えは・・・
「木が成長するにつれて、釘は木の中に飲み込まれていくんだよ!」
「ほんま〜!?」
木とふれあいながら、こんな楽しい話をたくさん聞けました。
成美小学校のみんなが植えたのはヤマザクラの木。肥料をやったり杭を打ったり、
一生懸命に植樹をする姿は、キラキラ輝いていました。
春にはかわいい花を咲かせてくれるよう、みんなと同じように大きく成長していく
ヤマザクラをこれから大切に育てていきましょう!
卒業して中学生になっても、自然と触れ合った今日のことを忘れないでほしいですね。
(八塚)
2009年11月19日(木)