日時:2012年11月7日(水)10時40分から
天気:晴れ
場所:河内長野市立 高向小学校
参加者:3年生 31名
進行:桂紗綾アナ、おき太
森林インストラクター:
大阪森林インストラクター会
乾慎一、金子譲、伊藤啓史、谷本五郎、加藤二郎
応募者:安田 文昭(河内長野市環境共生部環境保全課)
応募理由:
『河内長野市環境学習プログラムとして!』
河内長野市は、市域の約7割が森林に覆われ、豊かな自然に恵まれた地域で、市内小中学校における環境学習が各校で積極的に取り組まれています。
私が推薦いたします高向小学校においては、古くより「こどもエコクラブ」に参加し、環境活動に取り組み、平成22年度からは、森に関する出前講座等を授業の一環に取り組んでいます。
また、市内滝畑ダム湖畔で、大阪府森林組合南河内支店の協力を受け植樹を行い、豊かな自然の大切さを学ぶ実践活動も行っています。
大阪府の環境教育の推進事業における実践校としても取り上げられており、ABC環境キャンペーン「ガラスの地球を救え」みんなの木の趣旨に合致すると考え、応募いたしますので、よろしくお願い致します。
河内長野の郊外にある高向小学校は、豊かな自然に恵まれた小学校で、校庭にはクスノキ、ケヤキ、サクラ、タイサンボク、イチョウなどの大木が大切にされていました。
最初に、「おき太くん」が持っている的を目がけて、ひとりずつ全員がひっつき虫の「オナモミ」を投げて競いあいました。その後、6〜7人のグループに分かれて、校庭にある樹木の特徴を調べて、その成果を発表しました。
環境教育に力を入れている高向小学校です。3年生のみなさんは自然に興味を持ち、グループで力を合わせてひとつのことを成し遂げてくれました。みんなで力を合わせて「自然のふしぎ」体験をすることにより「自然と人とのつながり」を体験できたと思います。特に、オナモミの特徴からマジックテープが作られたことを知り、3年生のみなさんはビックリしていました。校庭の樹木調べでも、植物の特徴を自分たちの感じた言葉で表したり、チームワークを要求される発表会では表現力もたっぷりでした。
こういった「自分と他人との関係」、「自分と自然との関係」からの学びは「人間と自然との関係」への理解にもつながっていきます。自然を大切にする心が芽生えて、高学年になってもそのことを持続していってもらいたいと思いました。(乾)
木の種類:クヌギ 1本
学校側からの強いご希望で、すぐにクヌギと決まりました。
この木は「みんなの木」でも何度も選ばれています。大きなドングリや、少し変わった面白い殻斗(かくと=どんぐりのお椀、いわゆる「ハカマ」の部分のことです)が人気なのでしょうか。
また、カブトムシが集まる木としても有名です。私も、カブトムシ採集に熱中した経験がありますので、とてもなじみ深い木です。
今回は、3年生全員の作業で木を植えました。元気に育って、大木になるといいですね。(伊藤)
〜植樹にあたって〜 植樹する木は、学校側の希望を伺った上で森林インストラクターと相談し、その土地に合った木を選んでいます。 また、風土に合い、生態系にも負担をかけないように配慮しています。
自然豊かな土地で育つ3年生のみんなは元気いっぱい!!
「おはようございます!」と積極的に声をかけてくれ、とても清々しい気持ちにしてもらいましたよ☆
さて、今回の「みどりの授業」は、まずオナモミ(ひっつき虫)でダーツ体験をしました。おき太くんに的を持ってもらって一人ずつ投げたのですが、この日は風が強くてなかなか上手くひっつきませんでした。
私もチャレンジ!みんなから「頑張れー!!」とエールをもらって投げました。結果は…かろうじて端っこにくっついてくれました。大人の意地ですね(笑)
そして、校庭にある5種類の木を観察し、それぞれの特徴をグループごとに発表してもらいました。木の形が「線香花火のようだ」、葉の匂いが「レモンの腐ったようだ」等、小学生ならではの視点もありました。この時もみんなが積極的に意見してくれていたので、授業は大いに盛り上がっていましたよ〜♪
最後はみんなでクヌギの木を植えました。ドングリの実がたくさんなるように、みんなで大切に育ててくださいね!
2012年11月7日(水)