Story

ストーリー

第3話

もうパパ! もうパパ! もうパパ! もうパパ! もうパパ!

「タラちゃんねる」の人気の下落と家計へのダメージを光田みつえ(円井わん)から説かれ、やむなく卒業を撤回してしまった多良山紀子(原菜乃華)は、吉良陽日(岩瀬洋志)との卒業祝いも中止となり、本音を押し殺した悔しさと、陽日との約束を守れなかった情けなさから、涙を止めることができない。そんな紀子を抱きしめようとする陽日。だが、その瞬間、佐々木俊也(塩﨑太智)が割って入り、陽日を「敵」と呼んで強引に紀子から引き離す。どんな時も自分の最大の味方だった俊也の急変に、戸惑う紀子。そこに、さらなる悪い知らせが飛び込んでくる。動画撮り溜めの過密スケジュールが祟り、父の良詫(堤真一)が倒れてしまったのだ!
安静を言い渡された良詫は、朦朧とする意識の中、紀子に謝罪。紀子が「タラちゃんねる」を卒業しても、弟たちが将来経済的に困ることはないと伝え、すぐに生配信で卒業を発表しようと提案する。しかし、紀子は良詫の体調を優先し、これからのことはゆっくり考えようと、二人は新たな約束を交わす。
翌朝から紀子は自らの意思で自分の手料理による「タラ飯」配信を開始。紀子のつたない腕前は思いがけず視聴者の心に刺さり、登録者はじわじわと増えていく。その現実に、良詫の心中は…。そして紀子は三度目の正直で陽日とのデートをやり直すことに。そんな中またしても事件が勃発。ファンイベントを開催予定の俊也から、「助けて」という悲痛なSOSが紀子に送られてきて…!?

第2話

もうパパ! もうパパ! もうパパ! もうパパ!

多良山紀子(原菜乃華)は、父・良詫(堤真一)が、自分の初恋をネタにバズり動画を撮ろうとしていたことにショックを受け、「タラちゃんねる」からの卒業を決意する。動揺する良詫だったが、タイミングよく「ナイスファーザー賞」の受賞が決定。登録者数100万人突破の絶好の機会と見た良詫は手のひらを返し、話題づくりのため2週間後の授賞式で発表することを条件に紀子の卒業を認める。
良詫の切り替えの早さに戸惑いながらも、自立への道を一歩進んだ紀子は、授賞式後に陽日(岩瀬洋志)と二人で卒業祝いをすることを約束。紀子は初デートのやり直しを心待ちにする。
一方、良詫は父として、チャンネル開設時に紀子と交わした約束――「紀子が辞めたくなったらいつでも辞める」を守りたい気持ちと、紀子のいないチャンネル運営への不安との間で揺れていた。焦りを抑えられない良詫は、マネージャーの光田(円井わん)から示された卒業条件だと伝え、紀子が卒業するまでの2週間で動画を撮りまくることを独断で決めるが…
そうして迎えた授賞式当日、壇上の良詫が紀子の卒業を発表しようとした瞬間…!?

第1話

もうパパ! もうパパ! もうパパ! もうパパ! もうパパ!

大学生1年の多良山紀子(たらやま・きこ/原菜乃華)は、“怒りんぼ紀子ちゃん”として知られるちょっとした有名人。小学生のころ不登校になった紀子を笑顔にするため、父の良詫(りょうた/堤真一)が動画配信サイト・U-tune(ユーチューン)で配信を開始。家族系チャンネル『タラちゃんねる』に登場した紀子が、「もうパパ!」と怒る動画が大バズりし、ネットミームにもなったのだ。
『タラちゃんねる』では、朝晩の食事をライブ配信する“タラ飯”の他に、企画動画を週4本公開。紀子が大学で食べる良詫手製の映えるお弁当も、紀子のSNS個人アカウントから“タラ弁”として定時にアップするなど、紀子と良詫の共通の夢であるチャンネル登録者数100万人達成に向け、活発に投稿を続けている。
現在の登録者数は95万人。目標達成も間近だが、紀子の内心は複雑だった。企画立案、更新管理、フォロワーの動向チェックなど、新たなバズりを求めて尽力する良詫とは対照的に、成長した紀子は父の顔色をうかがう日々に違和感を覚え始めていたのだ。チャンネルの立ち上げ当初から良詫は、「紀子が辞めたくなったらチャンネルを終了する」と公言。しかし、100万人達成に全身全霊をささげる良詫は紀子の変化に気づけず、紀子もまた良詫の期待を裏切れないとの思いから、本音を押し殺すように…。
そんな日々の中、紀子は大学で先輩・吉良陽日(きら・あさひ/岩瀬洋志)と出会う。“タラ弁”のアップ時間直前にスマホの電池が切れ、パニックになっていた紀子を、陽日が持っていたモバイルバッテリーで救ってくれたのだ。爽やかでスマートで、そして何より紀子の存在を知らず、“タラちゃんねるの紀子”ではなく、一人の大学生として接してくれたことから、紀子は陽日が気になるように。そんなピュアな紀子の“初恋”を知った良詫は・・・