「マーダー・ミステリー」とは、その場で渡された設定を読み込んで殺人犯を探すという即興力や推理力が試される体験型ゲームのこと。中国ではバラエティ番組をきっかけに大ブーム（20億円市場に急成長）となっており、日本でもすでに数多くのオリジナル作品が制作され、「リアル脱出ゲーム」や「人狼ゲーム」に続く次世代の体験型ゲームと言われている。
当番組『マーダー★ミステリー ～探偵・斑目瑞男の事件簿～』では、巷で話題となっているこのゲームをベースに、出演者が即興芝居挑戦する！エントリー総勢251名から厳しい予選を勝ち抜いた7名のファイナリスト（男性4名・女性3名）に与えられるのは、キャラクター設定とアリバイのみ。まさに台本無し、筋書き無しの予測不能のミステリードラマを即興で紡ぎあげていく。「全員容疑者」という疑心暗鬼にかられ、謎解きをしながら･･･という特殊な状況だ。ある意味、「ミステリー」であり、ある意味「ドキュメンタリー」ともいえる、かつてない画期的ドラマコンテンツである。
この番組では、新たなミステリードラマコンテンツという一面と、未来のスターとなる役者を発掘する一面も兼ね備えている。即興ドラマに挑戦する7名の出演者は、一流の審査員3名によって「もう一度見たいと思える魅力的な演技であったか？」という点でジャッジされる。有名無名は関係なく、実力ある役者たちの中から新たなスターが誕生する、役者たちのM-1グランプリとなる番組を目指している。

あらすじ

「腐草館の殺人」 とある山奥に、“腐草館”と呼ばれる洋館がある。そこには小説家・蛍原晃（両角周）と、その妻・美鈴（ちなつ）が暮らしている。
その日は晃のミステリー小説完本祝いとして、縁ある人たちで打上げ会食を行った。
しかし･･･会食後、それぞれが館の中で過ごしていると突如悲鳴が。駆けつてみるとそこにはなんと、編集者・魚住の遺体があった･･･。
これは事故？自殺？それとも殺人？
この山奥、雨も酷い状況で警察や救急が辿り着くに時間かかる。居合わせた人々は、その場にいる全員で原因究明を行うことなった･･･！！