ダブルヒガシは、ともに大阪府大阪市出身の大東翔生（30）と東良介（30）が、2014年4月にコンビを結成した。2人は、高校の同級生。

Q.優勝した今のお気持ちをお聞かせください！

東ほんまに嬉しいですね。ABCをずっと獲りたくて。コントもあるし、ピン芸もあるし、漫才もあるなかで、若手で一番を獲れたのが嬉しいです

大東全てが10年で区切られたりする中で、間に合ったという。ABCもYTVも獲れたというのは、ほんまに良かったです

Q.優勝する自信はあったんでしょうか？

大東優勝する自信は正直、五分やったんですけど、決勝には確実に行くと思ってました。優勝は運もあるんでね。でも、2本目をネタ合わせしながら仕上げていくにあたって、5割がドンドン6割、7割に上がっていって。ただ、決勝の舞台に立つことは分かってたというか自信があったので、自分が思ってることに対する答え合わせができて良かったです

東ファーストステージを勝てれば優勝できるかな、という感じの2本目の仕上がりでしたね。ただ、どこのコンビが上がってくるかで変わってくるんで。でも、信じて良かったです

Q.ネタはどのように選ばれたんですか？

大東ネタは基本的に僕が選ぶんですね。1本目は、早い段階から決まってて。2本目をどうするか、みたいな

東1本目のネタは、自信があったというよりは、ABCのコンクールでやりたかったっていうのが強いかもしれないですね。何年か前もやろうとして、悩んだんですけどやめて。そこから、やらなくなったんですよ。で、ある日、もう一回やってみたら『やっぱりエエなぁ』みたいになって。良いネタやからと今年に持ってきたんですよ

大東前は、ビビッてもうたんですよ。（キャッチセールスという）テーマがテーマなだけに。今年の最終予選も、あのネタをしてるんですけど、ちょっとだけ倫理的にどうなんだという懸念点はありました。ギリまで東はビビってましたけど

Q.ネタを作る上で大切にしていることは？

大東こればっかりは、ほんとに答えのない"旅"でして…

東なんやねん、それ

大東特に僕らって、ネタにあんまりシステムとかないんですよ。ダブルボケをやったりとかもありますけど、作ることにおいての大事な部分は、楽しんでネタ合わせをするというのを意識してますかね。ネタ合わせの段階で楽しくないとあまり良くならない

東全部、相方にまかせてるんで、大東の持ってきたものは、ほぼほぼOKっていう感じですね。こいつの持ってきたチケットで "旅" に出るという…（一同笑い）

Q.ファイナルステージで令和ロマンと史上初の同点となった時の心境は？

東いやぁもう、どうなんねんって感じ。ルールを知らなかったんで、同点やった場合とかのことも考えてないし。負けたらどうしよう、勝ったらどうしようとかしか考えてなかったんで、パニックになりましたね

大東例えば審査委員長が最後に決めるとかなら、審査委員長は誰やと。リンゴ姉さんか？じゃ、リンゴ姉さんは令和ロマンの時に、メチャクチャ弾けるもぎたて笑顔で笑ってたし

Q.優勝賞金の使い道は？

東オカンに電動自転車を買ったり、オヤジはちょっとハゲてるので育毛剤とか買ったり。何か家族に還元したいというのと、お世話になってる方々にちょっと何かができたらいいかなと思います

大東僕は明後日、引っ越しですから、ちょっと家電のグレードも上げていこうかなと思います。それと妹が最近、3人目の子どもを産みましたので、パパ替わりに何でもしてあげようかな

東思い出の公園があるんですけど、そこに遊具を建てたり、貢献できたらいいですね

大東平野西公園ね。それはオモロイな

東ちっちゃい俺らの銅像を建てるとか

大東いらん。汚されて終わりや

果たして、2人の思い出の公園に、銅像は建つのだろうか？！