次回予告
2025年330日(日)
午後6:04~放送
3時間スペシャル

出演者

MC
所ジョージ
パネラー
林 修
ゲスト
桐谷健太 長濱ねる
ナレーション
緒方賢一 小山茉美

日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。1枚の衛星写真から、どのような人がどんな暮らしをしているのかに思いを巡らせるのは、MCの所ジョージとパネラーの林修。
今回は春の3時間スペシャルと題し、番組初登場となる神奈川県のポツンと一軒家と、熊本県のポツンと一軒家を捜索する。ゲストは桐谷健太と長濱ねる。

熊本県で発見した直角カーブに面するポツンと一軒家。そのお宅は、すでに持ち主が山を下りた後だった…が!地元住民の情報で、謎に包まれた新たなポツンと一軒家の捜索へ!

熊本県の深い山の中でポツンと一軒家を発見!三角形に切り拓かれた敷地で、ほぼ直角に曲がる大きなカーブの道が印象的だ。まずは、最寄りの集落へとたどり着いた捜索隊。自宅で作業中の男性を発見すると、衛星写真を確認してもらう。すると、目当ての建物がある山の途中までは、その男性の土地らしいのだが、「この先には家がないはずですよ」と、心当たりがないようだ。別の住民男性に声をかけてもらい、衛星写真を確認してもらうと、90歳近くの女性が少し前まで一人暮らしをしていた、という有力な情報にたどり着く。

地元に詳しい男性に案内してもらい一軒家を目指すが、女性はすでに山を下りており、娘さんが家の管理をしているものの空き家となっていたのだった。捜索はここで終了となり、捜索隊は帰路に着く…と、その途中で、先ほど案内してくれた男性が「まったく別の山ですが、ポツンと一軒家があるのをふと思い出したんです」と、まさかの新情報を提供!?

「一人暮らしをされていることは間違いない」という男性。捜索隊はその言葉を信じて、すべてがなぞに包まれたポツンと一軒家の捜索を開始する…。

番組初となる神奈川県でのポツンと一軒家捜索へ!茶畑が広がる集落から向かった先にあったのは山の頂に広がる広大な放牧地…!?

番組初となる神奈川県でポツンと一軒家を発見!山の真っただ中、グレーの屋根の建物がひとつ建っている。捜索隊は最寄りの集落へと向かうが、そこは辺りが山に囲まれたのどかな風景が広がっており、歴史を感じさせる茅葺屋根の家も。さっそく、地元住民を発見し衛星写真を確認してもらうと、「山のこのあたりには牧場があるんです」と即答。そこへ茅葺屋根の家のご主人がやってきて、「ご夫婦で牧場経営をしていますよ」と教えてくれると、そのまま牧場を経営する女性に電話をかけてくれた。

集落内に自宅と加工場があるそうで、その女性と合流できた捜索隊。「ホントにいきなりいらっしゃるんですね」と苦笑いしつつも、山の頂にある牧場を案内してくれることに。

そこは、かつては県営の乳牛育成牧場だった地。2016年に閉鎖となった後、岩手県で山地酪農の仕事をしていた女性が移住し2018年よりご夫婦で山地酪農を始めたのだという。広大な放牧地に牛たちを自由に放ち、ストレスのない環境で育った乳牛で酪農を行う山地酪農。女性は「薫る野山とともに育てていく」という思いを込めて、乳牛たちに愛情を注いでいる。そんな女性の想いに共感したという旦那さんは、家事をしながら酪農をサポート。地域の田んぼで米作りをしており、地域の子どもたちや都会からきた人々などに稲作体験なども行っているという。

捜索隊は、稲作で出た稲わらの干し草を牛の飼料にするなど、環境にも乳牛にも配慮しながら経営する山地酪農の作業工程にも密着していく。