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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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奈良市・春日大社 |
古都奈良の社寺を代表するのが東大寺、興福寺と並んで春日大社。自然豊かな春日山原始林の麓に鎮座する春日大社は、栄華を誇った藤原氏の氏神として壮麗な社殿、崇敬者らから奉納された宝物、石灯籠など文化財の宝庫でもある。もうすぐ“砂ずり藤”が花開く春日大社を訪ねた。 |
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平安時代にはいり藤原氏が天皇の外戚となるなど強大な権力を持つようになると、春日大社への天皇の行幸がふえ貴族たちの春日詣も盛んになった。社殿も壮麗を極め国宝の本殿は東から第1殿(武甕槌命)、第2殿(軽津主命)、第3殿(天児屋根命)、第4殿(比売神)の4棟が並んでいる。同じ建築様式のこの本殿は春日造と言われ従来の建築様式にないものがあり、仏教建築の影響を受けていると見られている。現在の建物は江戸時代末の文久3年(1863)に建て替えられたものである。 |
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(写真は 大宮本殿) |
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春日大社本殿から若宮神社へ通じる参道は御間道(おあいみち)と言い、その両側には四角形の御間型と呼ばれる石灯籠が立ち並んでいる。 |
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(写真は 若宮御出現一千年祭) |
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大和路の祭を締めくくる若宮のおん祭が毎年12月15〜18日の4日間、華麗に繰り広げられる。奈良の人たちはおん祭が終わると師走も押し迫り、この1年の終わりを実感する大和路の師走の風物詩である。 |
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(写真は 春日若宮御祭礼絵巻物) |
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この庭は昭和7年(1932)歌人の佐々木信綱らの尽力で万葉植物園として開園された。これら万葉ゆかりの草木をシカやイノシシなどの害から守るように整備し、自然のままの姿で参拝者に楽しんでもらい、心の安らぎを満喫してもらう神の庭として名称を「春日大社神苑」と改めて開苑した。 |
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(写真は 藤) |
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春日大社二の鳥居から志賀直哉旧邸の方へ通じ、アシビが茂る森の中を抜ける道を誰がそう呼んだのかわからないが「ささやきの小径」と言う。おおい繁る木立でささやきの小径はほの暗く、恋人同士にはもってこいの雰囲気で別名“デート道”とも呼ばれている。 |
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(写真は 万葉粥(春日荷茶屋)) |
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