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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都・大山崎町 |
天王山と言えば羽柴秀吉と明智光秀が天下分け目の山崎の合戦をした古戦場で有名。その天王山がある大山崎町は京都府と大阪府の境にあり、町内には天下分け目の戦いにまつわる史跡や社寺のほかにも文化財が多い。美しい竹林から生産される日本一の味を誇る「乙訓のタケノコ」の産地でもある。初夏の新緑が濃い大山崎町の天王山とその周辺を訪ねた。 |
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天王山に残る城跡は、羽柴秀吉が天下分け目の戦いで勝利したあと築城した山崎城(別名宝寺城)で、秀吉は天下統一の第一歩をこの城から踏み出した。 |
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(写真は 旗立松) |
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宝積寺から天王山の頂上へ向かうと「山崎合戦之地」の石碑が立っている所がある。その傍らの展望台から見下ろすと羽柴軍と明智軍が天下分け目の戦をした古戦場が広がり、目を転ずれば木津川、宇治川、桂川が合流して淀川となる三川合流の地域が望まれる。 |
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(写真は 酒解神社・神輿庫(重文・鎌倉時代)) |
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乙訓の筍は非常に柔らかく淡泊な味が特徴で、このためゆがく時間も短く、さまざまな形でいただける筍料理はまさに旬の味。筍は京料理の代表的食材で、他の食材との組み合わせで料理のバリエーションが広がる。旬の味としてグルメに喜ばれ料理人の腕の見せどころである。淡泊な味の料理を好む関西人の舌にあった料理の食材で、新緑の初夏にもてはやされる料理のひとつである。 |
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(写真は 三笑亭) |
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また妙喜庵書院(国・重文)は開山の春嶽禅師が創建した室町時代の書院造りで、仏間正面には聖観音像、左に利休像が安置されている。一説には山崎宗鑑の住居を移したとも伝えられている。この書院は柱などの用材は細い木材を使っているが、強度を十分に持たせたところに特徴がある。縁側にある「妙喜庵」の額は、東福寺南宗流と言う書道の流派の開祖が書いたとされている。 |
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(写真は 書院(重文・室町時代)) |
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実経は関白を辞任した後の晩年をこの円明教寺で過ごしている。実経没後になるが、風光明媚なこの山荘に伏見法皇、後伏見院が行啓して一日を楽しんでいる。戦国時代には京都周辺での戦乱に巻き込まれ、たび重なる兵火で焼かれ衰退し現在に至った。今、平安時代の壮大な寺院をしのぶものは、当時の大門があったと思われる場所に建つ山門や広大な庭園の池だったお茶屋池などとなっている。 |
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(写真は 本尊・薬師如来坐像) |
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