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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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三重・東紀州 |
紀伊半島の東側、三重県側を東紀州と呼ぶ。黒潮洗うリアス式の海岸線が続き、打ち寄せる波による海食で生まれた奇岩、岩壁の景勝地が多い。特に熊野市の海岸には特異な奇岩が多く、観光客の目を楽しませている。今週はこれらの景勝地を訪ねた。 |
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遊歩道沿いには千畳敷、犬戻り、猿戻り、鬼の見張り場、鬼の風呂桶、潮吹き、飛渡り、蜂の巣岩など、自然が作りあげた岩の芸術が続く。 |
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(写真は 鬼ヶ城) |
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波田須から西へ進むと熊野古道の大吹峠への案内板がある。そこからしばらく登ると熊野古道の両側に竹林が広がり、ガラッと変わった雰囲気になる。熊野古道には熊野地方特産の熊野杉や雑木林が多く、竹林に覆われている所はほとんどなく珍しい。 |
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(写真は 猪垣) |
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七里御浜に平行して進む熊野古道は平坦な浜街道となる。街道沿いに花の窟(いわや)神社の御神体となっている高さ約70mの巨岩「花の窟」が現れる。2月2日と10月2日の例祭には古代から伝わる「お綱かけ神事」が行われる。長さ160mの綱に縄で編んだ旗三流に花や扇を結びつけてつるし、御神体の岩の頂上から前方の松まで渡す。 |
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(写真は 獅子岩) |
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紀和町の主要産業だった鉱山も昭和53年(1978)ついに閉山となった。奈良時代から続いた鉱山の歴史や民俗、伝統文化を後世に伝えようと紀和町は町制40周年記念事業として鉱山資料館を建設、平成7年(1995)にオープンした。 |
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(写真は 「国次」(室町時代)) |
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九鬼地方は黒潮による温暖な気候と多雨によって亜熱帯性植物、暖地性植物の宝庫となっている。九木漁港東に突き出た尾根の一角にある九木神社の参道周辺には、亜熱帯性、暖地性植物の高木が茂り、樹下・樹陰植物も豊富で、九木神社樹叢(じゅそう)として国の天然記念物に指定されている。 |
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(写真は 本尊薬師如来像) |
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