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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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桜井市 |
桜井市は古代からの文化財の宝庫である。箸墓古墳をはじめ古い前方後円墳が集まっており、邪馬台国の有力候補地にあげられている。飛鳥時代の宮跡も数多くあり、大和朝廷の中心地であったことを物語っている。また、三輪山を御神体とする大神神社など古社寺も多い。市街地の東側山麓の日本最古の道・山の辺の道はハイカーの人気が高い。こんな桜井市を訪ねてみた。 |
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本堂の舞台から眺める四季の景色は素晴らしく、特に春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉が参拝者の目を楽しませている。また長谷寺はボタンの寺とし有名だが、6月はアジサイの清楚な美しさに目が洗われる。境内の150種7000株のボタンは、中国・唐の皇妃・馬頭夫人が献木したことから始まったと言われる。本尊への供花と境内の荘厳花として栽培されるようになり、このボタンが咲き競うゴールデンウイークには、毎年ボタン見物の参拝者が絶えない。 |
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(写真は 五重塔) |
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桜井駅からのバスを終点の談山神社まで行かず手前の多武峯バス停で降り、杉木立の中の参道を登るのもよい。参道入口の檜皮ぶき屋根の屋形橋を渡ると、江戸時代に建てられた両袖付き高麗門の東大門をくぐる。門の手前には「女人堂道」と記された石碑が立っている。かつて多武峯も女人禁制であったことを物語っている。 |
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(写真は 神廟拝所) |
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国家に異変がある時にはこの山が鳴動し、聖霊殿に祭られている鎌足像が破裂したとの言い伝えがある。記録によれば平安時代中期の昌泰元年(898)の鳴動が最も古く、以後、江戸時代初期の慶長12年(1607)まで710年の間に37回、御破裂山が鳴動したとある。 |
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(写真は 藤原鎌足墓所) |
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平安時代の陰陽師の安倍晴明も安倍一族である。晴明は6代の天皇に仕え、一条天皇から天文陰陽博士の号を贈られている。その生涯は謎に包まれいろいろな伝説が残っており、生誕地についても讃岐国、河内国・安倍野、安倍文殊院のある桜井・阿部の地などがある。その中で晴明の母が和泉国(大阪府)の信太の森のキツネであるとの伝説がよく知られている。わが子にキツネの姿を見られた母が「恋しくば 訪ね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の歌を残して姿を消した話が有名だ。 |
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(写真は カラト古墳) |
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桜井市はそうめんの里でもある。冬、戸外に天日干しされるそうめんは、冬の風物詩としてアマチュアカメラマンらに人気がある。 |
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(写真は 三輪そうめん) |
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