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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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奈良・歴史秘めた山里 |
修験の山・大峰山をはじめ奈良県南部の吉野熊野国立公園内とその周辺の山々には、修験の道を究めようとした行者たちの足跡、追われた者をかくまってくれた吉野での義経・静御前の悲話、その義経ら源氏に滅ぼされた平家の落人の生活、南北朝時代の南朝の悲話など、山深い谷間の里にはこうした多くの歴史が秘められている。今回はこのような歴史を秘めた山里を訪ねてみた。 |
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役行者が見つけた泉がわき出ているところが竜の口。この水が流れ込む水行場では、行者たちが般若心経を唱えながら水行をして身を清め心を新たにし、八大龍王尊に道中の安全を祈願して山上ヶ岳へ入山する。 |
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(写真は 水行場(龍泉寺)) |
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修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が洞川でわき出る泉を見つけ、八大龍王尊をまつって修行したように、洞川ではあちこちできれいな泉がわき出ている。 |
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(写真は 名水豆腐(山口屋)) |
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室町時代中ごろ能楽の世阿弥(観世元清)の長男元雅(十郎)は優れた能役者、能作者だったが、従弟の音阿弥元重が6代将軍足利義教に重用されため父とともに冷遇されていた。その元雅が祈願成就のため能楽を天河大弁財天社に奉納し、能面を寄進した。その後、能楽関係者から能楽の奉納、能面や能装束の寄進が続いた。 |
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(写真は 神事能) |
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「平維盛歴史の里」は歴史資料館を中心にいくつもの施設が整えられている。資料館では維盛にまつわる多くの資料や伝承を映像、ジオラマ、複製品などを使って展示している。舞楽の青海波を舞う維盛の姿が再現されているコーナーでは、訪れた人たちが維盛への思いを馳せることができる。また、園内には花鳥風月の4つの庭を設け、この庭がゆっくり鑑賞できるように、それぞれに観花亭、観鳥亭、観風亭、観月亭と名づけた建物を配している。 |
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(写真は 平維盛歴史の里) |
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立里荒神社の本殿は21年ごとに建て替えられてきたが、現在の本殿は昭和7年(1932)に建立されたもので、21年ごとの建て替えのサイクルは現在は崩れてきている。 |
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(写真は 雲海) |
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