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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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奈良市・興福寺国宝特別公開 |
興福寺は2010年に創建1300年を迎える。この間、堂塔は戦乱や落雷などの度重なる火災や、排仏毀釈による取り壊しなどの苦難に見舞われたが、その都度、その苦難を乗り越えて復興してきた。興福寺の中心的堂宇とも言うべき中金堂(ちゅうこんどう)が、創建1300年の2010年の復元を目指して作業が進められている。こうした中で「興福寺国宝特別公開2003」が11月10日まで行われ、五重塔内陣、菩提院大御堂、国宝館が公開され、普段は拝観できない仏像などが拝観できる。 |
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五重塔の背骨とも言える中心の心柱は2カ所で接がれ、最上部まで抜けており、心柱の四方に四天柱がある。各層は積み上げ方式と呼ばれる建築方式がとられている。 |
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(写真は 心柱) |
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東面している仏さまは薬師三尊像で、薬師如来像を中心に向かって右に日光菩薩像、左に月光(がっこう)菩薩像。衆生の病気を治療し、安楽を得させてくれる仏さまとして信仰されている。東方浄瑠璃世界の教主で日光、月光菩薩を脇侍とし、十二神将を眷属(けんぞく)としている。 |
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(写真は 南面 |
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奈良公園は一時は興福寺、東大寺、氷室神社の境内地も編入した公園として整備された。その後、各社寺が公園指定解除を申請、徐々に公園指定地の解除が行われた。 |
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(写真は 仮金堂) |
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大御堂前の東側に「三作石子詰」の伝説で知られる「三作塚」がある。江戸時代、ここで習字の稽古をしていた三作少年が、習字草子を鹿に食べられそうになったので、鹿を追い払おうと文鎮を投げつけたところ急所に命中してしまい鹿を殺した。当時、鹿は春日大社の神の使いとされ、鹿を殺した者は生きたまま穴に入れ、上から小石を入れて埋め殺す「石子詰」の刑とされ、三作少年もこの刑に処せられたと伝えられている。 |
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(写真は 十三鐘) |
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乾漆八部衆立像とは古代インドの神々に、仏法守護などの役目を与え八部衆とした守護神の像。西金堂では本尊・釈迦如来座像の周囲に安置され、阿修羅像を除き守護神らしく武装した姿で直立していた。 |
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(写真は 迦楼羅像(国宝)) |
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