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月〜金曜日 21時54分〜22時00分 |
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芝居の町大阪 |
京の四条河原で生まれた歌舞伎は、名優坂田藤十郎を生んだ京が本場であったが、藤十郎の死をきっかけに京では、かげりを見せはじめる。一方、江戸時代に天下の台所といわれた大坂は、その経済力を背景に町人が実力を蓄え、芸事を身につける余裕も生まれ、芝居小屋に足を運ぶ人々が増加した。天王寺村の百姓であった竹本義太夫は、大坂の播磨のじょうに入門したが、後に京に行き宇治加賀のじょうに入門、脇を勤めた。その後大坂に戻り、道頓堀で一座を結成、竹本座が誕生した。近松はこれを祝って「出世景清」を書いて支援した。能・謡から人形浄瑠璃が生まれ、まず人形浄瑠璃を演じる竹本座、豊竹座が道頓堀にでき、それぞれ座付き作者に近松門左衛門、竹田出雲、紀海音を擁してはりあった。しかし、人形浄瑠璃の人気はあまり長くは続かず、次第に歌舞伎にとって代わられて行く。 |
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