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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山・紀ノ川に沿って |
奈良、三重県境の大台ケ原に源を発する紀ノ川は、和歌山県の北部を西に流れ紀淡海峡にそそぐ母なる川である。この紀ノ川を交通路とした流域には古くから文化が栄えた。今回はかつては高野山参詣の玄関口でもあった九度山町を中心に紀ノ川流域を訪ねた。 |
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現在の建物は江戸時代中期に再建されたもので、入口の壮大な大門(国・重文)、「風猛山」の扁額がかかる中門(国・重文)、一重屋根の礼堂と二重屋根の正堂が結合した珍しい形の本堂(国・重文)など、大小20余の堂塔が甍(いらか)を並べ、隆盛時をしのばせている。総ケヤキ造りの本堂は西国三十三カ所札所の中で最大の本堂である。 |
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(写真は 本堂(国宝・江戸時代)) |
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真田庵境内の真田宝物資料館には幸村が愛用した槍先など、武勇の誉れ高い真田の武具、甲冑(かっちゅう)類や書状、昌幸が考案した真田紐(さなだひも)などが展示されていて、ありし日の真田一族の面影をしのばせている。毎年5月3日から5日には幸村をしのぶ真田祭があり、三好清海入道や霧隠才蔵ら真田十勇士らの武者行列が九度山町内を練り歩く。 |
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(写真は 真田幸村愛用の槍先) |
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慈尊院から高野山までの参道には1町(109m)ごとに町石が立てられている。 |
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(写真は 高野町石) |
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空海が里人に製法を教えたと伝えられている高野和紙は、九度山町で100軒もの家が紙すきをしていた時代もあったが、今はわずか1軒のみとなってしまった。 |
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(写真は 紙遊苑) |
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かつらぎ町で秋の風物詩となっている干し柿作りがある。中でも新年の鏡餅に飾る串柿作りは400年の伝統を持っている。竹串の両端に2個づつ、真ん中に6個の柿を並べて刺した串柿は「夫婦そろって仲睦まじく」との願いを込めた串柿の作り方である。 |
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(写真は 干し柿作り) |
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