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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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福井・永平寺 |
永平寺は道元が開いた禅宗のひとつ曹洞宗の大本山で、福井市の東、永平寺町の大仏寺山の山麓の幽谷の地にある。ひたすら座禅する「只管他座(しかんたざ)」を説き、修行僧たちは厳しい修行の毎日を送っている。こんな禅寺の一コマを垣間見た。 |
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永平寺では仏殿、法堂(はっとう)、山門、僧堂、大庫院(だいくいん)、浴室、東司(とうす)を七堂伽藍(がらん)と言う。一般寺院で七堂伽藍に加えられていない台所の庫院、風呂場の浴室、トイレの東司が入っている。僧堂と浴室、東司は一切の私語が禁じられている「三黙道場」とされ、食事をし排泄して眠ると言う日常生活のすべてが禅であり、仏教であるとの、道元の教えから台所やトイレも寺院の重要な部分を占めていることになる。 |
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(写真は 日本曹洞第一道場) |
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仏殿の西に開祖・道元の御廟・承陽(じょうよう)殿がある。明治14年(1881)改築の建物で承陽は道元のおくり名・承陽大師から命名した。中央に道元の真像、遺骨を安置し、左右に第2世貫首・孤雲懐奘(こうんえじょう)、第3世貫首・徹通義介(てっつうぎかい)、第4世貫首・義演、第5世貫首・義雲、そして中興の祖・瑩山紹瑾(けいざんしょうきん)の各像を祭っている。 |
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(写真は 過去阿弥陀仏) |
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台所の庫院(くいん)、浴室、トイレの東司が、七堂伽藍(がらん)に加えられるのが曹洞宗寺院の特色だが、これは座禅だけでなく食事、排泄など禅僧の日常行為のすべてが禅であると言う道元の考えによるものである。 |
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(写真は 僧堂内部) |
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永平寺の参詣は山の斜面に続く階段状の階段をゆっくり歩くことから始まる。回廊を静かに歩いていると禅刹らしい凛とした山内の清澄な雰囲気が感じ取れる。こうして山門、中雀門、仏殿、法堂、僧堂などを巡り、参詣を済ませた人たちは満足した表情で境内をあとにする。 |
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(写真は 本尊聖観世音菩薩) |
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福井県の名物のひとつが越前そば。県内のあちこちに腕によりをかけて打った越前そばの店がある。そして越前そばと言えば、大根の辛味がしっかりときいたおろしそばが有名で、門前町にもこの名物そばがある。 |
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(写真は 山楽亭) |
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