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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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三木市・小野市 |
神戸市の西の丘陵地帯に広がる三木市と小野市は古くから開け、その地域の特性を生かした伝統産業が栄えた町で、今もその伝統工芸の技が脈々と受け継がれている。 |
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三木市の金物生産は設備、生産技術の近代化が進む中で、古くから伝わる伝統的鍛冶の製法やその資料、製品などの散逸が心配されていた。こうした資料の散逸を防ぎ、伝統の三木の鍛冶を後世に伝える「三木市立金物資料館」が建設された。館内には三木金物の歴史的資料や古い三木金物の道具類が展示されている。 |
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(写真は 金物神社) |
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このほか各地の町家で見られる格子戸がある家も多い。外からは内部が見えず、中からは外がよく見えると言う効果がある。2階の屋根裏部屋の通風口になっている虫籠窓(むしこまど)も美しい。いろいろなデザインの虫籠窓があり、左官職人の腕の見せ所だったのであろう。 |
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(写真は 虫籠窓と越屋根) |
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小野市伝統産業会館には小野市を代表する伝統産業としてのそろばんが展示されている。伝統工芸師の指定を受けている宮本一廣さんが、磨き上げたそろばん製造の伝統の技を引き継ぎ芸術品に近いそろばんを製作している。最近は電卓計算器、パソコンの普及でそろばんの利用が減少傾向をたどっている。しかし暗算の能力を発揮するにはそろばんが欠かせないツールで、暗算のチャンピオンはすべてそろばんの達人である。またそろばんは指の運動、脳の活性化などによる老化防止にも役立つとも言われている。 |
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(写真は 足ふみボール盤(昭和初期)) |
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浄土堂内の円形の須弥壇には高さ5.3mの阿弥陀如来立像(国宝)と脇侍の高さ3.7mの観音菩薩、勢至菩薩立像が安置されている。いずれも快慶の作で、阿弥陀如来像の若々しい表情や鋭い眼差しは中国・宋風の影響を受けていると言われている。また朱色の化粧屋根裏に届きそうな巨像の重量感に圧倒される。 |
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(写真は 阿弥陀如来像(国宝)) |
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もうひとつの遺跡公園が市の西部・加古川右岸の青野ケ原台地突出部にある「夢の森公園・金鑵城(かなつるべじょう)遺跡広場」である。室町時代の播磨守護職・赤松氏の有力家臣の中村氏が築いた山城跡で、城内に深い井戸があり、金のつるべで汲みあげていたことから「金鑵城」の名称になったとの伝えがある。城跡の建物跡や土塁、櫓(やぐら)などが復元され、当時の城の様子がわかるようになっている。また城の西の砦部分には弥生時代の竪穴住居跡が確認されており、その住居跡も復元されている。 |
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(写真は 金鑵城跡遺跡公園) |
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