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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・二条城 |
京の都における徳川幕府の権力の象徴として築城されたのが二条城。徳川家康が征夷大将軍の宣下をした二条城で、徳川幕府最後の将軍・慶喜が大政奉還、将軍職返上を宣言して徳川幕府に終わりを告げた。今回は徳川幕府の始まりと終わりを告げたほか、徳川家の歴史を刻んだ二条城を訪れた。 |
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二条城に行幸した後水尾天皇、中宮(秀忠の娘)らは、城内で5日間にわたってもてななされ、天皇は天守閣に3度も登り、京の都の眺めを楽しんだと伝えられている。 |
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(写真は 本丸御殿) |
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徳川幕府の歴史の節目の舞台となった二の丸御殿は、文化財としての価値が高く国宝に指定された。大政奉還が告げられた大広間は、御殿の中でも公的な意味合いの強い重要な場所であった。主室の上段の間(一の間)と下段の間(二の間)は框(かまち)で隔てられ、合わせて92畳の広さがある。将軍の御座所となる上段の間には、床や違い棚などを設けた格式高い書院造りで、二重折上格子天井になっている。周囲の障壁画や欄間の彫刻などは素晴らしいものである。 |
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(写真は 大広間) |
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堂々として堅牢な東大手門に対して、華麗な印象を与えるのが二の丸御殿正面の唐門。檜皮葺きで正面と背面に唐破風を備えた四脚門で、複雑精妙な彫刻と華麗な金工細工が施されている。 |
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(写真は 埋門) |
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これらの作品群は近世初頭の日本美術の精華であり、桃山時代の様式の遺風を伝えている。障壁画とともに二の丸御殿の各部屋の欄間などに施されている彫刻も素晴らしいもので、障壁画と相まって御殿内を豪華絢爛に装っている。 |
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(写真は 模写作業) |
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総面積1万6500平方mの清流園は、池泉回遊式の和風庭園部分と芝生を主体にした洋風庭園部分から成っている。せせらぎが池に注ぐ眺めを前にした場所に茶室・和楽庵がある。この和楽庵は表千家の残月亭を模して造られており、市民の茶会や国賓のもてなしなどに使われている。 |
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(写真は 茶室和楽庵) |
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