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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京、大阪の天神さん |
1月末になると大学入試センター試験も終わり、大学、高校などの入学試験はいよいよ本番。受験生にとってはこれまでの努力が問われる厳しく、過酷な季節である。学問の神様として知られる各地の天神さんには、合格を祈願する受験生や親たちの参詣が目立つ。 |
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道真の生涯と没後のさまざまなたたりや北野天満宮に祀られるまでを描いた国宝・北野天神縁起絵巻は、毎月25日の縁日に宝物館で一般公開される。現在の社殿は慶長12年(1607)豊臣秀頼が造営したもので、本殿を始め拝殿など8棟が国宝に指定されており、近世初期の桃山様式の神社建築の代表的な遺構として貴重な存在。 |
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(写真は 拝殿) |
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吉祥院天満宮境内や天満宮の近くには道真にまつわる遺跡が多い。胞衣や産湯の井戸のほかに、習字に使った硯(すずり)の水、役所へ出仕する時に顔を映したと言われる鑑(かがみ)の井などがある。 |
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(写真は 吉祥天女社) |
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現在の社殿は終戦の前年の昭和19年(1944)に再建されたもので、本殿、拝殿、弊殿、東西参列殿、神饌(しんせん)所、楽所が建ち並んでいる。拝殿と社務所は四條畷神社の旧社殿を移築したものである。 |
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(写真は 神牛社) |
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露天神社の名は太宰府へ流される途中の道真が、福島に船泊りして露天神の近くにある太融寺へ参詣の際、道端の草の露に都を思い「露と散る 涙に袖は 朽ちにけり 都のことを 思い出ずれば」と詠んだ歌に由来すると言う。また、入梅の時期に祭礼をすることから「露天神」と言うようになったとか、境内にある浪速七名井のひとつ「神泉・露の井戸」が梅雨になると清水が湧きあふれることから「露天神」と呼んだとか諸説が多い。 |
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(写真は 露の井戸) |
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道真は太宰府に向かう途中、淀川の河口に船を止め、土師寺を訪ねて伯母との別れを惜しみながら一夜をすごし、遺品として残る国宝・犀角柄刀子(さいかくえとうず)で自分の像を刻んだと伝えられている。この像が天満宮の祭神として祀られている。 |
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(写真は 天神縁起絵扇面屏風) |
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