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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都・庭園散策−岡崎− |
2004年は平安遷都1210年にあたり、これを記念して平安遷都千二百年記念協会が、京都市内の社寺や庭園所有者の協力で「京都・庭園散策−岡崎−」をテーマに、日ごろは非公開の庭園を含め、岡崎周辺の名庭園の一般公開を2004年5月いっぱい行う。今回はその中から5ヵ所を紹介する。 |
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宸殿の東側にある庭は美しい苔で埋められ、樹齢200年を超す馬酔木(あせび)がある。南の庭は白砂が敷き詰められており、ここは山伏の秘法「採燈大護摩供」が行われる修験道の道場でもある。 |
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(写真は 庭園) |
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池のほとりの庭園内にも趣向が凝らされている。賓客だけを通した不明(あかず)門は、伏見桃山城から移築したものとされていて、天井には龍が描かれていた痕跡が残っている。 |
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(写真は 画仙堂) |
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この瑠璃燈が展示される大寧軒は、南禅寺の塔頭のひとつ大寧院の跡に明治時代末期の茶人・籔内紹智が作った庭園。数寄屋造の座敷正面には優雅な曲線を持つ池が作られ、池の奥に石造りの三つの鳥居が三角形に組み合わされた「三つ鳥居」が建てられている。この三つ鳥居は太秦の蚕の社と言われる、小島坐天照御魂神社(このしまにいますあまてるみたまのかみやしろ)にしかないとされる珍しい鳥居を模したもので、その下から湧き出る泉が疏水の水と一緒に池に注いでいる。 |
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(写真は 三つ鳥居) |
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記念館に展示された素晴らしい七宝の作品に目を奪われ、時間の経つのも忘れてしまった後、外に目を転ずれば造園家の第一人者だった7代目・小川治兵衛が作庭した名庭園が広がっている。庭園には明治23年(1890)に完成したばかりの琵琶湖疏水の水を取り込み、躍動的な水の流れをデザインしている。この琵琶湖疏水の水は七宝の研磨にも利用された。 |
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(写真は 庭園) |
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江戸時代初期の小堀遠州作と言う庭が好文亭裏側にある。山裾の斜面一面に霧島ツツジが植えられ、4月から5月にかけてこのツツジの花が斜面を真っ赤に染め、霧島の庭とも呼ばれている。この庭は相阿弥の庭と比べると平面的だが、霧島ツツジの間にクチナシ、アセビを植えるなど、統一と調和を感じさせる庭と言われている。 |
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(写真は 庭園) |
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