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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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兵庫・猪名川町、川西市 |
大阪府と境を接する兵庫県東部の川西市、猪名川町は源氏の祖・多田源氏の本拠地で源氏発祥の地として知られている。この地域には源氏ゆかりの多田神社、満願寺、小童寺、頼光寺などの社寺や遺跡が多い。ベッドタウン化が進む中で、まだ田園風景が残る源氏ゆかりの地を訪ねた。 |
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江戸時代には徳川幕府の直轄となり、増産にともなって代官所が置かれた。最盛期には年間に銀2475kg、銅420トンを産出し、2802ヵ所の間歩、銀銅山周辺には3000戸の集落があった。明治時代には大企業による採掘に代わったが昭和48年(1973)に閉山、長い歴史を閉じた。当時のレンガ造りの製錬所跡が今も残っており、近くには銀銅山の守護神を祀る金山彦神社がある。 |
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(写真は 製錬所跡(明治時代)) |
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茅葺きの屋根に大きな長屋門、300年前に建てられた江戸時代の武家屋敷の囲炉裏茶屋「里の家」は、古い建物の雰囲気を大切にした食事処。今はなかなか接することができない昔のままの囲炉裏端で、四季折々の山の幸、川の幸が味わえ、心の和む食事ができる場所と言える。 |
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(写真は 囲炉裏茶屋 里の家) |
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明満上人は東光寺のほかに猪名川町万善の天乳寺に自刻像と得大勢至大菩薩立像、聖観音大菩薩像の3体、同町上阿古谷の毘沙門堂に自刻像と七仏薬師像を残している。毘沙門堂の自刻像は上人最晩年の像で、完成度の高い微笑像と言われている。 |
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(写真は 白鬼像) |
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この多田院が多田神社の前身で、明治維新の神仏分離令で寺を廃し多田神社となった。戦国時代の戦火で多田院の堂塔のほとんどが焼失し、現在の本殿、拝殿、随神門(いずれも国・重文)などの社殿は、寛文7年(1667)徳川幕府4代将軍・家綱が再建したもので、その荘厳な社殿から関西の日光と呼ばれるようになった。 |
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(写真は 大江山鬼退治絵巻) |
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金堂内には聖観音菩薩立像や十一面観音菩薩像などが安置され、金堂東隣りの毘沙門堂の毘沙門天像は源満仲が自ら彫って奉納したと言われている。 |
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(写真は 九重の石塔) |
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