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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山・熊野古道(田辺〜中辺路〜熊野三山) |
熊野の山々を越えた果てにある熊野三山を目指し、自らの足を頼りに歩き続ける熊野詣。京都からだと往復1ヵ月の旅だった。今週は熊野三山もほど近い、熊野古道の代表的なルートとも言える中辺路、熊野古道の中で最難関の大雲取越えなどの熊野古道を紹介する。 |
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いよいよ熊野へ入る前の出立王子では、塩垢離をするのが習わしとなっていた。 |
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(写真は 三栖王子) |
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滝尻王子から中辺路町の中心地を過ぎ、さらに熊野本宮大社へ向かって東へ進むと同町近露に箸折峠がある。平安時代、花山法皇が熊野詣の途中、ここで昼食と取った。忘れてきた箸の代わりに供の者が萱を折って法皇に指し出したことから峠の名がついた。また、萱の茎が赤く染まっていたので「血か露か」と法皇が尋ねられたころから、眼下の里を近露と呼ぶようになったとの伝えもある。 |
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(写真は 牛馬王子) |
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越前峠から下る胴切坂の途中に熊野の神々が座り、談笑したり相談ごとをしたと言う巨石「円座石(わろうだいし)」がある。「わろうだ」とは昔の丸い座ぶとんのような敷き物のことを言う。苔むした岩の正面の修験者が刻んだと見られる三つの梵字は、熊野三山の本宮、速玉、那智大社の本地仏の阿弥陀如来、薬師如来、千手観音菩薩を表している。今や大雲取越えの名物となった円座石の上で、熊野の神々は何を語らっていたのだろうか。 |
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(写真は 円座石) |
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いよいよ熊野詣の最終目的地、熊野那智大社へ。当時は那智の浜の浜の宮王子で潮垢離(しおこり)をして最終目的地へ向かった。 |
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(写真は 飛能神社) |
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水の動きを神格化した速玉大神を主祭神とする熊野速玉大社は、神倉山に降臨した熊野権現を現社地に遷して「新宮」と呼ばれるようになり、これが地名の起こりともなった。 |
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(写真は 熊野速玉大社) |
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