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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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奈良市・奈良町あたり |
奈良市の猿沢池の南、約2km四方に広がる奈良町は、元興寺の寺域に広がった古い町家が軒を連ねる商家の町。奈良町は正式の町名ではなく、この地域一帯を指す通称名。地域住民や商店主らが一体となって、古い町家を残す町づくりに取り組み、奈良観光の新スポットとなり、奈良町散策を楽しむ人が多い。こんな奈良町を訪ねてみた。 |
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極楽坊は創建当時の僧坊のひとつ。奈良時代に浄土教を研究していた僧・智光が感得した浄土曼荼羅(智光曼荼羅=国・重文)を本尊とする極楽坊本堂(国宝)で、極楽堂、曼荼羅堂とも呼ばれていた。念仏道場だった禅室(国宝)も僧坊のひとつで、鎌倉時代の僧坊の遺構を良く残している貴重な建物。極楽坊、禅室の屋根の一部には、飛鳥の法興寺から移した瓦が創建時のまま乗っており、丸瓦を重ねて葺く行基葺きが残っている。 |
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(写真は 極楽坊禅堂) |
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こうした伝統的な奈良町の町家を再現したのが「ならまち格子の家」。玄関を入ると「みせの間」「中の間」「奥の間」「中庭」「離れ」「蔵」が一直線に並んでいる。二階に上がる階段は空間を無駄なく利用した箱階段、通り庭には明かり取りの窓、ひさしの下には通風をよくする虫籠窓(むしこまど)、屋根の煙り抜きなど、生活の知恵がいっぱいある。 |
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(写真は 中の間(ならまち格子の家)) |
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わらべ歌の継承、普及に努めている「まつぼっくりならまち少年少女合唱団」は、奈良県内はもとより県外にも出かけ、わらべ歌による交流を深めている。国連ユニセフ活動の一環としてアメリカ演奏旅行も行い、ニューヨークの国連本部でわらべ歌を合唱した。劇団「良弁杉」はオリジナルミュージカル「二月堂良弁杉」を平成7年(1995)の初演以来、26回の公演を重ねている。 |
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(写真は 音声二十五菩薩) |
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奈良団扇の起源は春日大社の神職が内職で作った渋団扇。透かし彫りが入った奈良団扇が登場したのは江戸時代に入ってからと言われ、現在、奈良団扇を作っている唯一の専門店が「池田含香堂」。 |
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(写真は 池田含香堂) |
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奈良町で饅頭発祥の地に恥じない菓子作りに取り組んでいる菓子職人がいる。大正5年(1916)創業の菓子店・なかにしの4代目当主・中西克之さんで、奈良町のまちづくりグループ「奈良町座」の事務局長も務めている。 |
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(写真は 竹筒羹(御菓子司なかにし)) |
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