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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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高野山 |
修験道のメッカ「吉野・大峯」、熊野信仰の霊地「熊野三山」、真言密教の聖地「高野山」とその参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」として、このほどユネスコの世界遺産に登録された。今回はその中から高野山を訪ねてみた。 |
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参道を上り詰めた所にある高さ25.1mの大門(国・重文)は高野山の総門。 |
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(写真は 御影堂) |
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天皇、上皇らが高野山に参詣した時、応接の間に当てられた上壇の間は、金箔押しの壁、天井は格天井となっており、上上壇の格天井はすべて花の彫刻が施されている。欄間は透かし彫りになっているなど、その豪華さには目を見張る。現在は本山の重要儀式の場に使われている。 |
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(写真は 蟠龍庭) |
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御廟の手前にある燈籠堂には千年近く燃え続けている二つの“消えずの火”がある。そのひとつが貧しい女性が、父母の菩提のために自らの髪の毛を切り、それを売った金で献じた「貧女の一灯」である。このほか堂内には先祖の供養、家内安全などを祈って奉納された燈籠が堂内いっぱいに光り輝いている。 |
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(写真は 燈籠堂) |
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仏涅槃図(ぶつねはんず=国宝)は、釈迦が沙羅双樹の下で入滅する情景を描いたもので、涅槃会の本尊として用いられてきた。この涅槃図には平安時代の応徳3年(1086)の墨書銘があり、現存する多くの涅槃図の中で最古の作。 またその優雅で気品あふれる表現は、日本仏画の最高傑作と呼ばれている。 |
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(写真は 大日如来像) |
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高野山ならではの修行体験が阿字観。阿字観は真言密教の根本経典「大日経」をもとにした座禅瞑想法。真言宗ではすべての言葉の始まりを「阿」とし、梵字の「阿」は本尊・大日如来そのもので大宇宙を表す。結跏趺坐(けっかふざ)し、手で法界定印を結び半眼でゆっくり呼吸し、心に「阿」を描き瞑想することで、大日如来と自分を含めた大自然が一体であることを体感する。宿坊で阿字観の修行ができる所もあるほか、前もって予約しておけば金剛峯寺の阿字観道場での修行を宿坊で手配してくれる。 |
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(写真は 毘沙門堂) |
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