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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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滋賀・東近江 |
湖東の東近江は古くから開け、さらに渡来人が住みつき大陸文化や技術が根づき、飛鳥時代には万葉ロマンの里とも言われた。近江源氏発祥の地でもあり、由緒ある社寺も多い。戦国時代には織田信長が安土城を築くなど幅広い歴史に包まれた東近江を訪ねた。 |
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蒲生町は明治27年(1894)謄写版印刷機を発明した堀井新治郎父子の生地であり、ガリ版伝承館が懐かしいガリ版印刷時代の思い出をかき立ててくれる。堀井父子は毛筆が主流だった明治時代、大量に同じ文章を簡単に印刷する方法の研究に財力をつぎ込み、鉄筆で書いた印刷原紙から印刷する簡易印刷機を考案、謄写版と名づけた。この発明は明治時代の印刷手段に一大革命を起こし、大学や会社、官庁などで手軽な印刷機として使われるようになり、コピー機が登場するまで大活躍した。 |
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(写真は ガリ版伝承館) |
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源頼朝が東国に去った後、鞍馬山から奥羽に向かう途中の義経は、太郎坊宮に参拝して源氏再興を祈願している。源平の戦に勝利した頼朝は、上洛する際に当宮に参拝しており、その後、近江国守護職の佐々木氏がこの神社を崇敬し、保護していたが、織田信長との戦の時にほとんどの社坊が焼失している。 |
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(写真は 一願成就社) |
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住職のこの決意に大きな難題が立ちはだかった。白檀原木を仏教伝来の地、インドで求めようとしたところ、白檀は輸出禁止品目になっており入手不可能とわかった。岡村住職は20回以上もインドを訪れ、インド政府と交渉を重ねた結果、格別の計らいで輸出が特別許可された。その調印式の時、インド商務省の長官は「ヒンズー教の神さまと観音正寺の観音さまが話し合って許可を決められました」とあいさつした。 |
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(写真は 千手千眼観世音菩薩) |
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この佐々木氏の氏神として栄えたのが沙沙貴(ささき)神社で、うっそうと茂る杉の森に建ち並ぶ社殿の棟には、佐々木氏の家紋「四目結(よつめゆい)」が神紋として刻まれているほか、随所にこの紋が見られる。茅葺きの豪壮な楼門をくぐると正面に拝殿、権殿、本殿が建ち並び、由緒ある神社らしいたたずまいを見せている。 |
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(写真は 沙沙貴神社・社殿) |
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能登川水車とカヌーランドには、13mの大水車のほかに直径5mの水車を備えた、高床式のユニークな建物の水車資料館がある。明治時代から昭和30年代まで活躍した水車の部品や石臼などが並べられている。 |
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(写真は 能登川水車とカヌーランド) |
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