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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・龍安寺 |
あわただしい師走のさなかながら、洛西・衣笠山の麓、石庭で世界的に有名な龍安寺(りょうあんじ)を訪ね、心静かなひとときを過ごし、行く年を顧み、来る年への心の準備をしてみてはいかがでしょうか。 |
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参道の石段を登りきると庫裏とその左に方丈(国・重文)がある。この方丈の前庭がユネスコの世界遺産に登録され「ロック・ガーデン」の名で世界的に知られた枯山水の石庭である。 |
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(写真は 鏡容池) |
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この石庭は見る人がそれぞれ自由に思いをはせ、思索する庭である。白砂と石組みの庭に海や山を想い浮かべるか、あるいは無の世界と見るか。石の配置を「心」の字と読む人もいる。人によってさまざまであろう。このように禅の庭は単なる観賞用の庭ではなく、とりも直さず自分自身を見つめる庭である。 |
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(写真は 方丈) |
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方丈の北東に据えられている銭形の蹲踞(つくばい=手水鉢)は、中心の口の字を回りにある4字と共用して「吾唯知足=われただたるをしる」と読み、禅の格言を図案化した無言の教えとなっている。 |
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(写真は 吾唯足知) |
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龍安寺の石庭は創建時にはなく、再建の時に作られたようで、それを指導したであろう大寂常照禅師は、謎とされている石庭の作者と推理されるひとりである。 |
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(写真は 大寂常照禅師墓所) |
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秋は紅葉が庫裏まで続く石畳の参道や鏡容池のほとり、そして石庭の借景が美しい時である。禅刹ならではの龍安寺の実景と井堂さんが描いた木版画をだぶらせて観賞するのも一興だ。 |
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(写真は 精進料理七草湯どうふ(西源院)) |
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