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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山・白浜町〜すさみ町 |
白浜温泉は日本書紀にも登場する温泉地で、有馬(兵庫県)、道後(愛媛県)と並んで日本三古湯で、「関西の奥座敷」とも言われている。白浜町から串本町にかけての熊野灘は枯木灘とも呼ばれ、その海岸美が素晴らしい。その海岸沿いにユネスコの世界遺産に登録された熊野参詣道がある。今回は湯の街と熊野参詣道を訪れた。 |
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熊野灘から洞窟内に押し寄せる波が、四方に砕け散る光景の迫力に圧倒される。この波が気の遠くなるような年月をかけて岩を浸食し、三段壁洞窟を造り出したもので、自然の威力と創造性に感服させられる。洞窟内の潮吹き岩は押し寄せる波の圧力で、鯨のように海水を勢いよく吹きあげる。 |
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(写真は 円月島) |
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温泉神社が祀られている山神社の創建は定かでない。元は旧鉛山村湯崎浜鑪鞴(たたら)町の地(現白浜温泉郵便局付近)にあり、弘治元年(1555)に大火で焼失、同じ場所に再建されたとの記録がある。温泉神社は明治時代にはすでに脇宮として山神社に祀られており、昭和2年(1927)現在地に山神社が移された時に一緒に移された。 |
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(写真は ホテルシーモア(梅樽温泉)) |
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茶屋跡から約1kmで白浜町富田と日置川町安居の境にある安居辻松峠に着く。峠の道端には石仏がポツンと安置されており、参詣道の風情を残している。この峠を日置川町へ下ると日置川の安居の渡しに出る。 |
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(写真は 安居辻松峠) |
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本覚寺の開創は応仁年間(1467〜69)との一説もあるが不明で、元は白良浜(白浜町)奥寺谷にあった。江戸時代初期に深誉玄茂が現在地に移して中興開山し、この時に真言宗から浄土宗に改めた。寺の過去帳によれば寛永10年(1633)から始まり、元禄8年(1695)に本尊の開眼供養を行っている。 |
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(写真は 本覚寺緑起絵巻物) |
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長井坂の茶屋の壇からJR見老津駅へ降ると、その近くに江住海岸公園があり、童謡にちなんだ彫像や歌碑を集めた日本童謡の園や展望台、休憩所などが設けられている。公園の南の江須崎は周囲4kmの陸繋島で、橋で結ばれている。島には春日神社があって神域となっており、樹木の伐採が禁じられていることから原生林がよく残り、暖地性の常緑樹を主にした暖地性植物群は国の天然記念物に指定されている。 |
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(写真は 枯木灘海岸) |
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